Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

“養老”は、現代ドラマの新たな突破口になるか!? <前編>

引用元:wechat Vlinkage 公式アカウント:「Vlinkage」
記事タイトル:「聚焦养老议题,《八零九零》以青春化拓宽现实题材叙事边界 」


近年、現実的なテーマを描くのがテレビドラマを制作する上での主流となり、業界的な流行を読みとく指標にもなっている。そんな中、湖南衛視と芒果TVで放送中の「八零九零(原題)」が視聴者の人気を集めている。

老人ホーム「陽光之家」を舞台に、90年代生まれ(90后)の今どきの若者と、80歳過ぎの老人たちが繰り広げる“養老攻略戦”や、悲喜こもごもを描いたこのドラマ。4月21日の放送以来、視聴率が上昇し、最高2.465%の視聴率を獲得するなど、同時間帯放送枠でトップとなることも。

     

“養老”は中国社会でも注目されているテーマであり、さまざまなプラットフォームで、このドラマに関する事柄が検索されるようにもなっている。

現代的なテーマを描いたテレビドラマは、過去数年のヒットドラマを見ると、結婚や家族に焦点を当てた物語だけでなく職場問題など、ますます描く内容が細分化されており、視聴者ターゲットも、すべての年齢層をカバーできるように拡大している。現代中国社会において最も現実的なテーマ“養老・老人介護”を反映したドラマがこうして注目を集めるようになることで、新たな現代ドラマの突破口となり得るのではないか。


「八零九零」には、希少な“養老”というテーマを取り扱うだけでなく、ほかのドラマとの差別化を明らかにし、新たなヒットの要素を生み出すべく、様々な重要な戦略が用意されている。

キャスト陣の層は厚く、老人・中年・若者と3世代をカバーするフルラインナップだ。

若手の主演を務めるのはドラマ「ときめき旋風ガール」「鳳凰の飛翔」などに出演するバイ・ジンティン(白敬亭)と、「マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」「私の妖怪彼氏」などヒット作への出演が続くウー・チェン(呉倩)。二人は演技力もありルックスも良く、カップルとしても最高の組み合わせで、若い視聴者を引き付ける力を持っている。

そして、ニー・ダーホン(倪大紅)、リー・ジェンイー(李健義)、ヤン・シンミン(楊新鳴)といった、どんな役柄でも見事に演じる超一流のベテランチームが、名場面を次から次へと産み出していく。そこに加えてガオ・シン(高鑫)、シェ・ラン(謝蘭)といった中堅の実力派たちが両世代の仲介ともなる見事なサポートを果たし、素晴らしい作品を作りあげている。


<後編につづきます>


翻訳・編集:Cinem@rt編集部

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP