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最新台湾ドラマ|アジア各国の人気スターが豪華競演! Netflixオリジナル台湾ドラマ「レザレクション:復讐の棘」

ニュース提供元:齊石傳播


レスト・チェン (陳正道) 、シュー・ジャオレン(許肇任)が監督を務める「レザレクション:復讐の棘(原題:回魂計)」のメイキング映像「母親の復讐編」が公開され、3人の“母親”がその心境を明かした。

「レザレクション:復讐の棘」は、詐欺誘拐事件首謀者への復讐に挑む母親たちの姿を描く。主演はスー・チー(舒淇)、リー・シンジエ(李心潔)のほか、アリッサ・チア(賈靜雯)が特別出演。さらにフー・モンボー(傅孟柏)、ジョン・レンシュオ(鄭人碩)ら台湾人俳優をはじめ、タイの著名俳優スコラワット・カナロス、マレーシア人俳優のリー・ミンジョン(李銘忠)、中国の男性アイドルグループINTO1のメンバーでタイとドイツの血を引くナタワット・フィンラーら、国を超えた超豪華キャストがダークなサスペンス復讐劇を繰り広げる。

スー・チーが演じる汪慧君は、詐欺事件の被害者家族。娘の真真(チェン・シンウェイ/陳昕葳)は、一命を取り留めたものの脳死状態になった。スー・チーが「逆境を耐え忍ぶ母親」と形容する汪慧君は、娘が必ず目を覚ますと固く信じている。復讐には躊躇いながらも、「(娘を亡くした)親友を助けるためには、やり遂げなければならない」と協力を決意する。娘役のチェン・シンウェイは、「私はずっとベッドに横たわっているだけでしたが、たとえ目を閉じていても握ってくれる手や医師を呼ぶ声から、スー・チーさんの焦りや思いやりは強く伝わってきました。彼女はまさに娘を愛し守る母親でした」と、その演技を称賛した。

リー・シンジエが演じる趙靜は、娘の欣怡(ケイトリン・ファン/方郁婷)が不幸にも殺される。「自分とはかけ離れていて、恐れすら感じるような、かつリアリティがある役を演じる機会をずっと待っていました。まさに趙靜がそうだと感じています」と待ち望んだ役柄だとした上で、脚本を見て納得のいかないシーンがあったことも明かした。それは遺体の身元確認をする場面で、娘が虐待される映像を見なければならなかったこと。「母親なら誰でもその痛みを理解してくれるでしょう」と振り返った。ケイトリン・ファンは「シンジエさんはとても温かい方です。いつも私がどうしているか気遣ってくれて、考えもさりげなく共有してくださいます。一緒に演じるのは楽しくて心地よかったです」と語った。

アリッサ・チアが演じる黃宜臻の娘、安琪(リン・ティンイー/林廷憶)は、事件で唯一生き残ったサバイバー。最初は汪慧君と趙静が求める正義に全力で協力するが、弁護士でもある黃宜臻は、事件が複雑化するにつれ決心が揺らいでいく。アリッサ・チアは「母性と復讐心が結合したときのパワーは本当に驚くべきものです。母親、女性を怒らせてはいけません」と、母親の復讐心に共感を寄せた。リン・ティンイーは「アリッサさんはとても優しい方で、撮り終わるたびに笑って謝ってくれました。劇中の厳しい母親とは正反対です」と“母”をフォロー。それぞれに“母娘”の絆が築かれたようだ。

そのほか、フー・モンボーは物語の中心人物である死刑囚の張士凱、ジョン・レンシュオは、初共演にして対立の火花を散らすスー・チーの夫、スコラワット・カナロスは謎めいた隣人、リー・ミンジョンは復讐に協力する警察官、ナタワット・フィンラーは、愛する人を殺されたことで趙靜たちと結託し、“美男局”をしかける青年を演じる。

架空の都市「班佧」を舞台に、娘が受けた暴虐を晴らすために復讐を決意する汪慧君と趙靜。死刑囚の張士凱をどう甦らせ罰を与えるのか。残虐な行為をすれば、この怒りは消えるのか。真相が明らかになるにつれ、友情とモラルの限界が究極まで試される。「レザレクション:復讐の棘」は10月9日からNetflixで全世界独占配信。

    
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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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