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最新台湾ドラマ|「独占後継者~エクスクルーシブ・ラブ」、圖章CPの名シーンが爆誕

ニュース提供元:LINE TV


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BLドラマ「独占後継者~エクスクルーシブ・ラブ」が25日にいよいよ最終回を迎える。当日はマオ・チーション(毛祁生)、ジャン・ジアシェン(張家陞)、シュー・ウェイゾー(徐瑋澤)、プー・ジンホン(朴靖恆)、スン・マイジエ(孫麥傑)、ジー・シンリン(紀欣伶)らキャストを迎え、最終上映会を開催。キャストとの直接交流のほか、劇場限定映像やコミック版第1章の試し読み、バッジなどの特典も用意される。

圖章CPの恋模様がラストスパートに入った最新話では、涂井和(プー・ジンホン)の結婚式の前夜、諦めきれない張以慶(シュー・ウェイゾー)がもう一度涂井和に思いをぶつける。「本当に結婚するのか?」と声を詰まらせながら壁ドンをするそのシーンでは、大粒の涙を頬に一筋降らせた張以慶が涂井和に深く口づける。現場では常に監督と画面上の見せ方について話し合い、そのプロ意識の高さに定評があるシュー・ウェイゾーだが、実はこの「涙の追恋キス」はアドリブから生まれたという。「最初は涙を流すつもりはなかったんです。でも、長い間抑えこみ積み重なった言葉を最後に口に出すという、感情が高ぶるシーンだったので、集中して張以慶の感情のままに動いたら自然に涙が溢れてきました。劇中で一番好きなシーンだし、難しかったシーンでもあります」と明かした。


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一方、涂井和役のプー・ジンホンも印象的な名シーンを作り出した。涂井和が子ギツネのように張以慶に飛びつき、腰に脚を絡ませて激しくキスをするという甘さに満ちたシーンだが、実はこれもアドリブだったんだとか。「ウェイゾーが情熱的に見つめてきてムード満点だったので、全身弾むような感覚になり、自分でも驚くほど自然に飛びつきました。『ジャンピングキス』という名前をつけたいですね。気持ちの変化を表現するために、よりインパクトのある動きをしたかったんですが、うっかり転んで病院行きになるのは怖いのでリハーサルはしました」と笑い、撮影後の今はより息が合うようになり、もはや「以心伝心の関係」だと仲の良さを強調した。


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このようにプライベートでも良好な関係を築いている二人だが、本編放送後のライブ配信では、ジー・シンリンの指導の下、互いの腕に置いたチョコレートを食べ合うという熱愛寸劇を披露しファンを喜ばせたことがある。3人が顔を揃える最終上映会では、再びジー・シンリンが監督となり、来場した観客も参加型の名シーンが再現される予定だ。プー・ジンホンは、みんなと一緒に最終回を見たら泣いてしまうかもしれないので、シュー・ウェイゾーにティッシュを持ってきてほしいと甘える一方で、甘辛なストーリー「恋の麻辣鍋」を演じたいと自らの希望もきっちり主張した。

LINE TV、海王天璽、iQIYI(愛奇芸)国際版が共同製作するBLドラマ「独占後継者~エクスクルーシブ・ラブ」は、ビデオマーケット、楽天TVをはじめ世界各国で配信中。最終話は今週金曜夜9時から。


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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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