アジアドラマの処方箋＃22｜“ときめきで免疫力UPしたい！”ときは「夢幻の桃花」がおすすめ！《前編》

2021.01.2618:00

前編「アップダウンの激しい恋にときめきたい！」

ドキドキや幸せを感じる“ときめき”は、私たちの心にも体にもいい影響を与えてくれるそうです。
なんでも自律神経の働きを高めるだけでなく、免疫力も高めてくれるとか！

こんなご時世ですから素敵なラブストーリーでときめいて免疫力も高められれば一石二鳥!?
……というわけで、今回ご紹介するのは「桃花」シリーズ最新作「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」です。

本作は「永遠の桃花〜三生三世〜」の人気カップル、白鳳九（はくおうきゅう）と東華帝君（とうかていくん）を主人公にしたスピンオフ。
「永遠の桃花〜三生三世〜」を観た人が楽しめる作品になっているのはもちろんですが、まだ観ていない人は本作から観はじめるのでもOK！

前編では、免疫力がぐんぐん上がりそうなキュンキュンのラブストーリーの見どころをご紹介しましょう。

白鳳九　　cast：ディリラバ（迪麗熱巴）
九尾の狐族が治める青丘のお姫様。
「永遠の桃花〜三生三世〜」のヒロイン、白浅の姪にあたります。
天界ではまだ若いといえる3万歳のおてんば娘。

東華帝君　cast：ガオ・ウェイグァン（高偉光）
天界を治めていた高貴な神様で年齢は30万歳以上！
引退生活を送っていますが、今でも世界の平和を守るカリスマ的な存在です。
石から生まれた神様なので、情に疎いのが女泣かせ。

１. 運命の出会い＠魔界

青丘のお姫様として甘やかされて育った白鳳九は好奇心旺盛。
ある日、魔族の禁足地に足を踏み入れて妖獣に襲われてしまいます。

でも、そこに現れたのが東華帝君。
彼に救われた白鳳九はその凛々しい姿にうっとり。

「東華帝君に恩返ししたい！」と身分を隠して彼の住む太晨宮に侍女として潜り込むことにします。
でも、東華帝君は女性にモテモテでも情のない男として有名で、ウブな白鳳九には手強すぎる!?

２. ご主人様＆ペット＠天界

白鳳九は太晨宮の侍女となったものの、東華帝君にどう恩返ししていいかわかりません。
そんなある日、彼女はひょんなことから狐の姿になって東華帝君の助太刀をすることに。
それがきっかけで、2人の距離はぐっと縮まります。

ただ、それ以来、人間の姿に戻れず狐の姿で生活することになった白鳳九。
すると、東華帝君は自分のペットとして彼女を可愛がり始めます。
そう、実は東華帝君はモフモフ好きだったのです！

でも、東華帝君の“婚約者”が現れたことで、白鳳九はモヤモヤ。
ペットじゃなくて女性として愛されたいという気持ちが芽生え始めますが……!?

３. 悲恋の定め＠人間界

人間界で修行することになった東華帝君は、天界での記憶を失い人間の王子として生まれ変わります。

そんな彼を心配した白鳳九は人間界に行き、男装して兵士のふりをすると戦場にいた東華帝君を助けます。
それがきっかけで彼女は宮廷の兵士に抜擢されますが、うっかり女性の姿でいたところを東華帝君に見られてしまいます。

すると、「この美女は誰？」とすっかり心を奪われてしまった東華帝君。
彼はその正体が白鳳九とは気づかずに、恋をしてしまいます。

その結果、予定されていた東華帝君の人間界での運命は激変！
修行のために愛の苦しみを味わうことになっていた彼を苦しめる役は、白鳳九に回ってきてしまいます。

せっかく好きな人に愛され始めたのに、どうすればいいの!?

４. 恋のリスタート@天界

人間界での修行を終えた東華帝君は人間界での記憶を失い天界で目覚めます。
彼は人間の王子として白鳳九を愛したことを忘れ、いつもの東華帝君に戻ったはずでした。

ところが、彼は青丘の姫として自分の前に現れた白鳳九のことがどうしても気になって、たびたびちょっかいを出すようになります。

一方、これに困ってしまったのが白鳳九。
さまざまな後悔や心の痛みから、もう東華帝君のことは忘れようと決心していたのに……!?

５. 夢の世界＠梵音谷

白鳳九はひょんなことから比翼鳥族が住む梵音谷で暮らし始めます。
そこに東華帝君がやってきたものの、2人の恋路をじゃまする出来事が続々発生！
両想いなのにすれ違っていくハラハラ展開が待ち受けます。

さらに、白鳳九が比翼鳥族の亡き公主・阿蘭若が主人公となっている夢の世界にとらわれてしまうことに！
そんな彼女を助けるために東華帝君も命懸けで夢の世界に飛び込んでいきます。

しかし、夢の世界で白鳳九は東華帝君と愛し合った記憶を失って……!?

次々と変わるシチュエーションの中で揺れ動いていく2人の恋心に一喜一憂、ハラドキドキ！
止まらないときめきに観ているこちらのテンションは常にメーター振り切れ状態！
山ありすぎ谷ありすぎのラブストーリーに夢中になってしまうこと間違いなしです。

次回、後編「個性が光る脇役男子にときめきたい！」もお楽しみに！

＜＜後編「個性が光る脇役男子にときめきたい！」につづきます＞＞

Text:小酒　真由子
フリーライター。欧米からアジアまで幅広くTVドラマについて執筆中。アクション、ラブ、サスペンスと三拍子揃った中国時代劇は大好物。ウォレス・チョンが歌手デビューした当時、台湾に留学していた経験あり。

今回のおくすり：「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」