Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

【その1】チャン・ツィイー、チャン・チェン…映画とテレビの間に境界はあるか?

引用元:wechat Vlinkage   /   公式アカウント:「Vlinkage」
記事タイトル:「电影与电视剧之间,是否有鸿沟?」

チャン・ツィイー(章子怡)初出演のテレビドラマ「上陽賦(原題)」はまさに“話題の爆弾”のようなもので、放送後、ネット上のホットスポットにすぐさま火をつけた。検索トピックと豆瓣(Douban)のコメントから判断すると、このドラマに関するネット上の主なディスカッションには2つの焦点があった。

まず一つ目は、放送開始当初に「なぜ中年の俳優がキャラクターの少女時代または少年時代を、放棄せず自ら演じたのか」という話題。ネット上では過去にも同じ様に演じたジョウ・シュン(周迅)、チャン・ルーイー(張魯一)らの名前もあがり、不平が噴出した。

二つ目は、チャン・ツィイーに代表されるような映画を主戦場としてきた俳優の演技が、今日のテレビドラマの美学に適合せず観客が共感できない、などということであった。こうしたネガティブな意見の下で、「上陽賦」の豆瓣評は5.8ポイントとなり、ドラマレビューの最初の数ページは、批判的なコメントで埋め尽くされてしまった。

しかし、物語がラブストーリーの感情的な段階に入り、特にヒロインと夫の甘いシーンが視聴者の心を掴んだ。多くの視聴者が魅了され、口コミのフィードバックが向上し始めた。

実力派俳優同士が見せた“愛”の力によって豆瓣スコアも上昇、ポイントも6.2に達した。その結果、「上陽賦」は放送開始直後口コミ危機に見舞われたものの、現在は人気が依然として高く、Vlinkageのデイリーリストの上位にランクインするようになった。

「上陽賦(原題)」のように、低評価からはじまって後に人気が上昇する流れは、昨年のチャン・チェン(張震)初のテレビドラマ「運命の桃花~宸汐縁」を彷彿とさせる。

その2:映画俳優チャン・チェンと初ドラマ作品「運命の桃花」 につづきます



翻訳・編集:Cinem@rt編集部

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP