身分差を超えた愛をつかみ取る、宮廷ラブロマンス「宮廷衛士の花嫁」。本作の主要キャラクター、「４千年に１人の美女」ジュー・ジンイー演じるお姫さま・姜保寧を挟み、運、知力、武力、人間力をかけてぶつかり合う超絶スパダリ役ツォン・シュンシーvs優良ムコ殿候補No.１役ワン・ジュオチョン。まずは、役柄に負けない３人の華麗なプロフィールを見てみましょう！

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プロフィール
中国語名：汪卓成（ワン・ジュオチョン）
生年月日：1996年9月19日
出身地：江西省九江市出身
出身校： 中央戯劇学院
身長：183cm

幼い頃から声楽を学んできたワン・ジュオチョン。いかにも舞台映えしそうな彫りの深い顔立ち、そのうえ歌が上手いとなれば、周りが放っておきません。中国音楽学院付属中高の在学中には声楽系のコンクールで受賞歴多数。たくさんのオペラ、ミュージカル公演に出演し、大学は中央戯劇学院のミュージカル科に２位の成績で合格と、エリート中のエリートコースを歩んできました。

しかし、卒業後すぐにドラマの世界に入ったときは大きなプレッシャーに襲われたそう。デビュー作となった「陳情令」でも、舞台とは違う感情表現の仕方に戸惑いがあったとか。目の前の観客に訴えかける舞台とは違い、カメラの前では繊細な表現が求められます。「陳情令」の江澄役ではオーバーアクション気味な時もあったと振り返るワン・ジュオチョンですが、「常に怒ってる男」らしくて、それがむしろ良かったのかも。

その後、「剣王朝～乱世に舞う雪～」('19)の封清晗、「双嬌伝（そうきょうでん）～運命の姉妹と2人の皇子～」（'20）の江紹役など多彩なキャラクターを演じて、すっかりドラマ俳優が板についたワン・ジュオチョン。かと思いきや、「宮廷衛士の花嫁」の趙嘯は、ご本人いわく、自分とは全くかけ離れており、想像力を駆使して演じなければならないチャレンジングな役柄だったとのこと。

では、その趙嘯は、中華ドラマ屈指の戦闘・戦術スキルとスパダリ度を誇る李謙にどう立ち向かうのか？ 続きは「情熱カップル・李謙＆姜保寧と、報われない系男子・趙嘯の胸キュン対決！！」をお楽しみに！

インタビュー
・ワン・ジュオチョンインタビュー「生え際が危険（笑）」

コラム
・「宮廷衛士の花嫁」李謙 vs 趙嘯の胸キュンガチンコ対決！
・「宮廷衛士の花嫁」趙嘯と「陳情令」江澄の共通点とは?!

ニュース
・「宮廷衛士の花嫁」メイキング公開！

「宮廷衛士の花嫁」

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Text：林穂紅（りん すいこう）
中華圏ロックの対訳や音楽誌への寄稿を中心に活動後、OSTの仕事をきっかけに中華ドラマの字幕翻訳に従事。編著に『チャイニーズ・ポップスのすべて』（音楽之友社）、記事執筆に『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2023年版』『最新！注目スター＆中国時代劇ドラマガイド』（キネマ旬報社）、『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）など。