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中華圏俳優、どうやって推してる?「聞かせて!あなたの“推し活”の楽しみ方」レポート

まとめ

筆者も中華圏に推しがいるのですが、今回のアンケート結果を見て、共感したりあったかい気持ちになったり、また「そんな推し活の方法が!」と目からウロコでもありました。推しが日本に住んでいなくても推していく方法はたくさんあります。皆さんの推し活のヒントにしてもらえると嬉しいです。

ところで、アンケートで具体的な推し活として「日本に上陸してもらえるよう配信先やDVD販売元にリクエストする」というコメントがありました。確かにリクエストは推しへの応援、つまり推し活ですね。ということで、そんなユーザーからのリクエストをどう思うか、リクエストを受けたら検討することはあるのか、「山河令」や桃花シリーズなど数多くの中華圏ドラマをリリースしているエスピーオーの作品買い付け担当者に聞いてみましたよ!

作品買い付け担当者「今回のアンケートを拝見して、WeiboやBilibiliを利用されている方の多さに驚きました。言語の壁があるかもしれませんが、壁を越えて好きな俳優の情報を収集する皆さんの情熱が伝わってきました! 作品のリクエストに関しては、本当に買い付けられるかどうかはお約束できないのですが、参考にさせていただいています!」

リクエストの声は届いているようです! 具体的には……
「以前、全く検討していなかった作品をリクエストでいただいて、検討し始めたケースもありました。リクエストをいただいた時は、その作品をどうしてリリースしてほしいのか理由を考えます。たとえば、出演者がお好きなのか?ストーリーが面白いからなのか? また、このジャンルが日本の視聴者に受け入れられるのかも改めて検討します」

さらに
「(リクエストによって)作品を選ぶ際の選択肢が増えるのは間違いありません」

とのことでした。皆さんの声が未来をつなぐことになるかも!? 今後も皆さんの推しの作品がもっと日本に入るといいですよね。中華圏ドラマ、これからもますます盛り上がりますように!

※Cinem@rt編集部より…
作品リクエストはこちらのアンケートフォームから投稿できます! 作品の感想をお送りいただくアンケートフォームですが、最後に「今後、視聴したい作品があれば教えてください。」という質問がございます。

沢井メグ(ライター/中国語翻訳者)
大学で中国語と出会い上海留学、上海万博での勤務を経てライターとなる。エンタメ系を中心に中華圏のニュースの執筆、取材、翻訳。東洋経済オンライン、プレジデント、ロケットニュース24など 。主な訳書にルアン・グアンミン著『用九商店』、毎日青菜著『DAY OFF』
Twitter  @Megmi381

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