「台湾アカデミー賞」と呼ばれる、台湾で最大の映画賞「金馬奨（きんばしょう）」。今年（2021年）は第58回を迎え、そのノミネートリストは10月5日に発表されました。

今回ノミネートされた作品の中には、既に日本で観られる、もしくは間もなく観ることができる作品が多数！　11月27日の授賞式までの7週間、毎週1本ずつご紹介していきます。

『The Soul: 繋がれる魂』（監督チェン・ウェイハオ ／2021年／原題：緝魂）

◎最優秀作品賞
◎最優秀監督賞：チェン・ウェイハオ（程偉豪）
◎最優秀主演男優賞：チャン・チェン(張震）
◎最優秀脚色賞：チェン・ウェイハオ(程偉豪）、ジン・バイルン(金百倫）､チェン・イエンチー(陳彥齊）
◎最優秀撮影賞：Kartik VIJAY
◎最優秀視覚効果賞：グオ・シエンゾン(郭憲聰）、リウ・ウェイイー(劉惟熠）、チェン・ウェイハオ(程偉豪）
◎最優秀美術デザイン賞：ホアン・メイチン(黃美清）、リャン・シュオリン（梁碩麟）、リャオ・ホェイリー（廖惠麗）
◎最優秀ヘア・メイク&衣装デザイン賞：ジュエル・イエ（葉竹真）、シャオ・バイチェン（蕭百宸）、リウ・シェンジア（劉顯嘉）
◎最優秀アクション設計賞：ホン・シーハオ（洪昰顥）
◎最優秀編集賞：シエ・モンジュ（解孟儒）
◎最優秀音響効果賞：ジエン・フォンシュー（簡豐書）、リー・ユージー（李育智）、チェン・ジアリー（陳家俐）

チャン・チェン×チャン・チュンニン、14年ぶりの共演で夫婦役！

数多くの出演作が日本で観られる台湾の実力派俳優、チャン・チェンとチャン・チュンニンの、台湾ホラー映画『シルク』以来14年ぶりの2度目の共演。チャン・チェンが演じる検察官とチャン・チュンニンが演じる刑事は仕事の相棒でありながら相思相愛の夫婦で、二人の遭遇と調査している殺人事件と深く絡んでいき、難しい選択に直面する。

また、チャン・チェンはガンを患う検察官の役作りのために12キロも体重を落とし、髪の毛を全部剃ったスキンヘッド姿で映画に登場。その闘病中の姿と、事件の真相に近づきながら生まれてくるジレンマから彼の演技のすごさが伝わる。
 

《STORY》
ひとりの実業家が死を遂げた不可解な事件。捜査に乗り出した検察官とその妻は、やがて恐ろしい秘密にたどり着き、自らの生と死の狭間で葛藤することに（Netflix公式サイトより）。

《STAFF＆CAST》
監督：チェン・ウェイハオ（程偉豪）『目撃者 闇の中の瞳』

主演： チャン・チェン（張震）
『DUNE/デューン 砂の惑星』、「運命の桃花～宸汐縁～」、『雪暴 白頭山の死闘』、『Mr.Long／ミスター・ロン』、『修羅：黒衣の反逆』、『道士下山』、『黒衣の刺客』、『ヘリオス 赤い諜報戦』、『ブレイド・マスター』、『グランド・マスター』、『項羽と劉邦 鴻門の会』、『レッドクリフ』、『停車』、『MISSING ミッシング』、『遠くの空に消えた』、『ブレス』、『ブラッド・ブラザーズ－天堂口－』、『呉清源〜極みの棋譜〜』、『シルク』、『百年恋歌』、『愛の神、エロス』、『2046』、『サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋』、『檳榔売りの娘』、『グリーン・デスティニー』、『ブエノスアイレス 摂氏零度』、『ブエノスアイレス』、『カップルズ』、『牯嶺街少年殺人事件』

チャン・チュンニン（張鈞甯）
『唐人街探偵 東京MISSION』、『弱くて強い女たち』、『エア・ストライク』、「如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」、「2度目のロマンス」、「反逆の季節」、「深夜食堂 中国版」、「海上牧雲記 〜3つの予言と王朝の謎」、「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」、「四大名捕 〜都に舞う侠の花〜」、「武則天 -The Empress-」、「わたしのスイート・スター」、『ハーバー・クライシス 都市壊滅』、『一分間だけ』、『ハーバー・クライシス＜湾岸危機＞』、『東京に来たばかり』、「僕らはふたたび恋をする」、「晴れのちボクらは恋をする」、『ズーム・ハンティング』、「織姫の祈り」、『殺人犯』、「ブラック&ホワイト」、『闘茶〜Tea Fight〜』、「ハチミツとクローバー」、『ビバ!監督人生!!』、「墾丁は今日も晴れ!」、『シルク』、「ザ・ホスピタル」、『夢遊ハワイ』、「ラヴトレイン 心動列車」、「私立探偵 濱マイク」、「流星花園II」

スン・アンコー（孫安可）
「宮廷の茗薇＜めいび＞～時をかける恋」、「陳情令」

リー・ミンシュン（李銘順）
『熱帯雨』、「恋した彼女は宇宙人」、「メモリーズ・オブ・ラブ～花束をあなたに～」、『目撃者 闇の中の瞳』、『ハーバー・クライシス 都市壊滅』、「妻の純愛」

《ジャンル》
ミステリー、SF、サスペンス

Netflixにて配信中

『緝魂（原題）』チャン・チェン、チャン・チュンニンが犯罪サスペンス映画で夫婦役！
https://www.cinemart.co.jp/article/news/20210112003724.html

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