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キュンが止まらない♡『恋の病』『1秒先の彼女』…最旬台湾ラブストーリー映画4選+2<前編>

なぜ人は「キュンッ」を求めるのでしょう? 
   
キュンのような感情の揺さぶりにはデトックス効果があると言われますが、近年、台湾では胸キュン映画のヒット続き! たとえば2020年の台湾映画の興行成績トップ10(20年12月発表)では5作がラブストーリー。うち4作が胸キュンものです。

嬉しいことに2021年現在、イベント上映を含めて全て日本で公開や配信されています。ということで今回はその4作を中心に最旬台湾ラブストーリー映画をご紹介します。台湾に思いを馳せながら、キュンキュンしちゃいましょう!

前編では、映画館にて公開中&まもなく公開の台湾ラブストーリーをご紹介します!

\特集「今年の夏は、台湾映画!」はこちら/
       

予測不能な2人にムズキュン!『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』8月20日公開!

◆映画『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』予告編 


主人公のボーチンは重度の潔癖症。外界との接触は必要最低限で、外出では防塵服に手袋、マスクの完全防備です。そんな風に孤独な日々を過ごしていたなか、偶然、潔癖症の女性・ジンと出会います。「自分を理解してくれる人が現れた」運命に導かれるように2人は付き合うことになるのですが……。

ここからが本作のキュンポイント!

潔癖症であるがゆえ、どう近づいたらいいのか、どこまで近づいていいのか、距離の取り方が全くわからない2人。キスの仕方どころか、デートへの誘い方もわからない始末です。


『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』© 2020 牽猴子整合行銷股份有限公司 滿滿額娛樂股份有限公司 台灣大哥大股份有限公司


そこで、一緒に出かける理由を作るために、屋台や繁華街など「汚い」と感じる場所に出かける「ばい菌チャレンジ」というゲームを始め……なんて可愛い口実なんでしょう! 初恋よりも初々しい姿は、むずがゆく微笑ましく、そして一見「偏人」に見えるボーチンとジンの行動の裏にある純粋さにキュンキュンが止まりません。

さらに2人は仕事の上でも最高のパートナーになります。ああ、もうこのまま最後まで、ムズムズキュンキュンしていたい!

しかし、ある日突然2人の関係に変化が訪れます。ボーチンの潔癖症が治ってしまって……。初恋から「恋の真理」までを駆け抜ける予測不能な100分間。結末には多くの人が「ドキッ」としちゃうのではないでしょうか。


『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』


ボーチン役には、消防士を描いたドラマ「火神的眼淚(原題)」(21/邦題:火神の涙 ※2022.2編集部追記)で人気急上昇のリン・ボーホン(林柏宏)。彼は童顔×バキバキの大胸筋&腹筋というギャップが人気ですが、『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』でも、シャワーシーンでしっかりとトレードマークの筋肉を披露しています。

ジン役はドラマ「カノジョの恋の秘密」、映画『角頭−彷徨人』(21/Netflix配信中)に主演のニッキー・シエ(謝欣穎)。『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』では序盤のいじらしい姿と、後半の恋の葛藤に泣かされます。


『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』ニッキー・シエ(左)とリン・ボーホン(右)


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