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ぶっとい二の腕に包まれたいあなたに贈るアジア映画5選

<タイ代表>トニー・ジャー『マッハ! 無限大』


そんな兄貴と同じく、アクションで海を渡ったといえばタイのトニー・ジャーを忘れてはいけない。タイ伝統のムエタイを駆使した映画『マッハ!』(03)を放つや、世界の筋肉野郎が即座に反応。

ヴィン・ディーゼルや”ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが世界を股にかけて大暴れする『ワイルド・スピード SKY MISSION』(撮影は2013年だが、ポール・ウォーカーの事故死で一時中断。公開は2015年)から声がかかり、続いて極真空手の黒帯を持つスウェーデン俳優ドルフ・ラングレンとタッグを組んで国際的な人身売買組織を追い詰めるタイ・アメリカ合作映画『バトルヒート』(14)に出演。

その後もヴィン・ディーゼル主演『トリプルX』(17)、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演『映画 モンスターハンター』(20)、妻夫木聡や長澤まさみも出演している中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』(21)と引く手数多。役者は体が資本であることを印象付ける活躍だ。

◆『唐人街探偵 東京MISSION』日本版予告(60秒)


ドンソク兄貴に比べると筋肉量と顔圧は劣るが、代わりに無駄のない肉体が繰り出される技と俊敏さで勝負。なにせトニーは、『燃えよデブゴン』シリーズサモ・ハン・キンポー『イップ・マン』シリーズドニー・イェンと同じくスタントマンからスターに昇り詰めた本格派。しかも香港仕込みだ。その経歴はマッハ! 無限大(13)からも見て取れる。


『マッハ! 無限大』©2013 SAHAMONGKOLFILM INTERNATIONAL COMPANY LIMITED All Rights Reserved


同作の主人公はムエタイ兵士の末裔カーム(トニー)。彼は田舎で象と一緒に静かに暮らしていたが、動物密輸入組織に象が拉致される事件が発生。悪の組織からの象奪還作戦が始まるわけだが、密集した住宅の屋上からの、公道でのバイク・チェイスシーンという怒涛の展開は圧巻。トニーVS.大集団、かつ生身のアクションで暴れ回る姿は、かつての香港の街を所狭しと活用しまくっていた香港映画を彷彿。脳内で勝手にジャッキー・チェン主演『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(84)の主題歌「英雄故事」が鳴りまくりだ。

◆「英雄故事」ミュージックビデオ ※このMVは『ポリス・ストーリー/香港国際警察』と同シリーズの『ポリス・ストーリー/REBONE』(17)にて新たにレコーディングされたもの。


<3本目は、インドのぶっとい二の腕映画!>

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