「花と将軍～Oh My General～」のスタッフが贈るミステリーラブ史劇「大唐女法医～Love＆Truth～」。本作で、検視官・冉顔を演じたチュ・ギョルギョンさんに、本作についてお話を訊きました。

©Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. & Shanghai Xingge Culture & Media Co., Ltd.

ー　「大唐女法医～Love＆Truth～」のどんなところに魅力を感じ、出演を決めましたか？

チュ・ギョルギョンさん（以下、チュ・ギョルギョン）　私に冉顔役を演じさせて頂くことだけで、私にとってはとてもありがたいことです。当時私はまだ演技の経験がない新人で、かなりプレッシャーが大きかったです。制作チームが私を信頼してくれて、私に出演させて頂くことに対して本当に感謝しています。キャラクターからいうと、私は冉顔というキャラクターがかなり好きです。賢くて、強くて、独立していて、勇敢で。


ー　冉顔を演じる際に意識していたことはありますか？

チュ・ギョルギョン　演技の細かい部分を意識しました。例えば冉顔は女の子ですが、彼女は古代の性別に対する偏見の目を怖がりません。仕事をするときに彼女は男装をしていますが、それは働きやすいためで、“女性が男装している”というわけではないし、男装しているからといってわざと男性らしい立ち振る舞いもしません。だから私は彼女を演じた時に、仕事とプライベートの状態を分けて、かつ男っぽさを出さずに演じていました。


ー　冉顔は母の死因を調べるために幼いころから医学を学んできたという、特殊な経歴をもっています。このキャラクターを演じるために事前に準備されたことがあれば教えてください。

チュ・ギョルギョン　撮影が始まる前に脚本を何度も読み込み、友だちからも演じるためのアドバイスをしてもらいました。例えば各キャラクターの関係性を整理するとか、シーンごとにキャラクターの目的は何なのを考えるとか。私は専用のノートを用意して、脚本を読むときに考えたことをメモ取るようにしました。彼女はどんな人なのか、このシーンではどんな感情なのか……キャラクターを整理し、理解していきました。

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ー　冉顔を演じていて、難しく感じることはありましたか？

チュ・ギョルギョン　難しいことでもないですが……冉顔は検視官なので検視のシーンが多いのですが、美術スタッフの方々がすごすぎて…。作ってくれた小道具があまりにリアルで、演じながら怖くなるときがありましたね。


ー　チュ・ギョルギョンさんと演じられた冉顔の、似ている点、似ていない点はどんなところですか？

チュ・ギョルギョン　勇敢で独立心があるところが似ているかな。でも私は彼女ほど賢くはないです。ハハハ。


ー　冉顔を演じるうえで、演出家や脚本家から受けたアドバイスで印象に残っていることはありますか？

チュ・ギョルギョン　いっぱいあります。本作は私の初めてのドラマ出演なので、勉強しなければいけないことがたくさんありました。演出家、キャストとスタッフみんなに色々と助けて頂きました。皆さんからのアドバイスが全て勉強になりました。

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ー　蕭頌を演じたトビー・リーさんとの共演はいかがでしたか？撮影時、印象に残っているエピソードがあれば教えて下さい。

チュ・ギョルギョン　劇中、私たちがツッコミし合うところ、面白いでしょう。劇中だけじゃなく、現実でもあんな感じで皆仲がよかったんです。


ー　共演された俳優の中で、印象に残っている方はいらっしゃいますか？その理由も教えてください。

チュ・ギョルギョン　本作のキャストは皆さん素晴らしくて、私は全員大好きです。ただ一番特別な出演者をあげるとすると……特別出演した私のにゃんこのluluかな、ハハハハ。普段は臆病なのに撮影現場ではいい子にしていて。演出家も特に指示を出さず、luluはただ自由にぶらぶら（笑）。それだけで、luluの出演シーンの撮影は終わりました（笑）。

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＜後編：彼女の独立心と勇敢さ　につづきます＞