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韓国映画特集

【インタビュー】クロックワークス・細川由香理さん  良いものは良い!韓国映画を日本に届けるひと(2)

時代の痛みや教訓をエンタメに昇華させる手腕

― 最後に、細川さんの考える「韓国映画の魅力」ってどういうところだと思いますか?

細川:まずは伝えたいメッセージが明確で、伝えるのが上手いところ。そしてそのメッセージは、時代の痛みや教訓と言った社会派のテーマを扱っているところです。

それは日本映画にはなかなか出来ないところですし、韓国映画は説教臭くならずにちゃんとエンタメとして昇華させている。そうすることで観客に確実に伝えやすくする手法がお見事だなと思うんですよ。コメディにせよアクションにせよ、そこには必ずメッセージが込められています。

そして最大の魅力は、映画から学べる要素が多いというところじゃないかな。その国の文化や思想を知ることでもあるし、日本に置き換えて考えるきっかけにもなりますし、学べる、メッセージ性があるというところが素晴らしいなと個人的には思っていますね。


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― 今までのお話しの中でもその魅力はすごく感じられました。

細川:日韓でいろいろな問題がありますが、文化が超えるということもあるじゃないですか、これからも映画は架け橋になってくれると思っています。


― 今日は長時間にわたり、ありがとうございました!

細川:ありがとうございました!

細川さんが注目している俳優/監督
ユ・ヘジン、ソン・ソック、ナ・ホンジン監督、イ・ビョンホン監督

「部署のメンバーは皆ユ・ヘジンさんが大好きです(笑)。

個人的にはソン・ソックさんに注目しています。『エクストリーム・ジョブ』のイ・ビョンホン監督と制作チームが手掛けたドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」にも後半の方で特別出演しているのですが、アクション映えする風貌とのギャップが面白く、どんな作品においてもインパクトを残す独特の魅力がある方だなと。これから映画でも目にすることが増えていくのではと期待しています。

監督ですとやはりナ・ホンジン監督はデビュー作から追いかけているので、クロックワークスとして今後もずっと注目していく監督ですね。

個人的にはイ・ビョンホン監督の笑いのセンスが大好きなので、俳優のイ・ビョンホンさんとは別人であり(笑)、同じく才能あふれる同姓同名の「監督イ・ビョンホン」の存在をもっとたくさんの方に知って頂きたいですし、これからの作品も楽しみにしています。」

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