最新台湾ドラマ|金鐘奨授賞式のプレゼンター、今年もトップスターが集結!
ニュース提供:三立テレビ(三立/SET)

台湾のテレビ番組の祭典「金鐘奨(ゴールデン・ベル・アワード/GBA)」授賞式が10月17日、18日の2日間、番組部門とテレビ部門でそれぞれ開催される。60年来、台湾ドラマの変革と継承に立ち会ってきた金鐘奨の今年のテーマは「クラシックの復古×革新との共生」。各世代を代表する俳優と映像作品のクリエイティブなパワーで、台湾映像業界の創造性と奥深さをアピールする。
台湾テレビを彩る最高峰のイベントだけに、賞を授与するプレゼンターもまた、世代・ジャンルを超えて活躍する人気スターたちが顔を揃える。まず今回の金鐘奨のために訪台したのは、永遠の「女帝」と呼ばれる香港スターのアンジェラ・パン(潘迎紫)。「明星★学園」で学園コメディブームを切り開いたシエ・ズーウー(謝祖武)は、昨年最優秀新人賞を受賞した息子のシエ・ジャンロン(謝展栄)と共に新人賞のプレゼンターを務める。親子二人のプレゼンターは、金鐘奨のスピリットである世代を超えた継承の象徴にもぴったりだ。悪女役で物議を呼んだミアオ・コーリー(苗可麗)とアマンダ・ジュー(朱芯儀)の「バッドガール」コンビも、ステージ上の化学反応に期待が高まる。
「女優: ボーン・トゥ・シャイン」で共に金鐘奨にノミネートされているチョン・シンリン(鍾欣凌)とホアン・ディーヤン(黃迪揚)はプレゼンターを兼任。二人は過去の授賞式でそれぞれ「私はコメディアンですが演技もできます」と笑わせた上で、「活躍し始める前から自分を見てくれた人たちを大切にしないといけない」という受賞スピーチで客席の感動を呼び、金鐘奨を象徴する名言を生んだ。そんな実力派二人が揃ってステージに上がり、互いに励まし合いつつ受賞者へ祝福を贈る。一方、ノミネート多数の「聽海湧(原題)」と「星空下的黑潮島嶼(原題)」を代表するホアン・グァンジー(黃冠智)とホアン・ハー(黃河)も共にプレゼンターを兼任。二人は、舞台裏スタッフの創造性と専門性への敬意を示す賞を授与する。
また、ドラマ「拜六禮拜(原題)」で親友同士の役を演じたディン・ニン(丁寧)とスン・シューメイ(孫淑媚)が共同プレゼンターを務めるほか、昨年「不夠善良的我們(原題)」でミニドラマ(テレビ映画)部門の最優秀主演女優賞を受賞したアン・シュー(許瑋甯)は、同作で最優秀助演男優賞を受賞したクー・チェンドン(柯震東)と共に、初めてプレゼンターを務める。「有生之年−Living−」でドラマ部門の最優秀主演女優賞を受賞したヤン・グイメイ(楊貴媚)は、近年プロデューサーとして質の高いコンテンツ製作に尽力するルビー・リン(林心如)と共に授与に臨む。二人のコラボは、台湾ドラマの栄光とクリエイティブ性を示す上で、授賞式のハイライトの一つとなるだろう。
第60回金鐘奨(ゴールデン・ベル・アワード/GBA)ドラマ部門の授賞式は10月18日、台北流行音楽中心(台北市)で開催される。ゲストが会場入りする華やかなレッドカーペッドは台湾現地時間午後5時から、授賞式は午後7時からスタートする。両授賞式は、三立都會台など台湾のテレビ放送のほか、海外からは金鐘獎、三立電視、三立新聞網、公視點點愛(手話)、VidolなどのYouTube公式チャンネルや文化部のfacebookなどでライブ配信が視聴可能。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。


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