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インタビュー|「今宵、若様は恋におちる」ディン・ユーシー(丁禹兮)“恋愛感はキュートな純愛戦神”

「花の都に虎(とら)われて~The Romance of Tiger and Rose~」ディン・ユーシー&「東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~」ポン・シャオラン、美男美女の人気スターカップルが甘々夫婦で初共演を果たした「今宵、若様は恋におちる」。

本作で寧鈺軒を演じたディン・ユーシーのインタビューが到着! 望まない形で結婚し夫婦関係も冷め切っていた中、記憶を失った妻がとある事件でキャラ変。離婚寸前から一転、クールだった寧鈺軒が聶桑楡に惹かれながら翻弄されていくギャップ萌えも楽しめる本作。インタビューでは、演じたキャラクターや見どころ、共演したポン・シャオランや撮影現場についてなどを明かした。


ディン・ユーシー 

ー 寧鈺軒のキャラクターも含め、これまで出演した作品にはない本作ならではの見どころはどこですか?また、日本の視聴者に注目してもらいたいシーンはどこですか?

ディン・ユーシー 本作は演技に対する要求が今までより高く、一筋縄ではいかない細かい部分での表現が求められました。寧鈺軒(ねいぎょくけん)は鮮明に二面性を備えたキャラクターです。仕事においては過去の事件の真相を調べるために自ら匪賊を討伐し、賞を与えるべき者には賞を与え、罰を与えるべき者に罰を与え、冷徹で公正無私に振舞います。

でも実際には、彼の心にも感情による潤いを求める柔らかい面があって、思いがけずキャラ変した聶桑楡と出会ってからは、その面が少しずつ大きくなっていきます。また、恋愛においては子供っぽい可愛らしさがあって、“純愛戦神”と呼べますね。このような寧鈺軒の怖く厳しいところと可愛らしいところの両極端のギャップをうまくコントロールして、観る人がちぐはぐな違和感を感じないようにする必要がありました。

「今宵、若様は恋におちる」場面写真
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

特に寧鈺軒とヒロインのラブラインにおける甘い恋愛劇は、人物の姿態、態度における細やかな転換を見せることで、キャラクターの複雑かつ濃密な感情面を表現しなければなりませんでした。例えば、寧鈺軒が酔っ払った聶桑楡に強引に迫られたとき、呆然としてうろたえた状態から、ややためらいつつも自分がときめいていると意識し、その瞬間にどうしていいかわからなくなるという眼差しの変化を、スムーズに切り替えて見せることが必要でした。

また、ヒロインが後半に崖から落ちて死んだと思った寧鈺軒が帰宅して樹の下で思い出をたどるシーンでは、最初のうちは彼女との甘い過去の出来事を思い出して思わず心をときめかせ微笑みを浮かべますが、彼女がもう永遠に自分の元からいなくなってしまった悲しみが去来すると、痛苦、哀惜、後悔といった様々な複雑な感情がすべて一気に湧き上がってきて制御できなくなるという変化が、観る人にも鮮烈に感じてもらえるのではないかと思います。

「今宵、若様は恋におちる」のディン・ユーシー
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

ー 今回ポン・シャオランさんと共演した感想はいかがですか? 

ディン・ユーシー 撮影現場では彼女のことを「ラン姉さん」と呼んでいました。お互いに息が合った演技ができて、良い結果が出せたと思います。

ー 撮影現場はどんな雰囲気でしたか? 現場での面白いエピソードや印象深いエピソードがありましたら教えてください。

ディン・ユーシー お酒に酔って踊るシーンではラン姉さんが艶めかしく踊る姿を見せることになりました。実は最初はあんなふうに踊ってはいなかったんです。現場での話し合いからいろんなアイディアが出てきました。

ー 最後に日本の視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

ディン・ユーシー 「今宵、若様は恋におちる」を楽しんでもらえたら嬉しいです。

「今宵、若様は恋におちる」キスシーン
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

「今宵、若様は恋におちる」
「今宵、若様は恋におちる」キービジュアル

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©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

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