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最新中国ドラマ|超人気小説『三体』のドラマ版が待機中!映像化困難な本作が、どんな仕上がりとなっているのか期待が寄せられる

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「刘慈欣IP《三体》内容估值高|待播剧数据先鉴」


  ドラマ「三体」ポスター

中国での市場分析を展開する影視観察(datawin)は、放送待機中のお勧め作品として、この程、SFドラマ「三体(原題)」のデータ分析と解説などを発表した。

ドラマの原作である小説『三体』は、SF作家・リュウ・ジキン(劉慈欣)のベストセラー小説。SF界で最も名誉ある賞の一つとされているヒューゴー賞長編小説部門をアジア人作家で初受賞し、続く三部作の累計発行部数は全世界で2900万部を突破した超人気作品だ。日本でも2019年に第一部の邦訳が発売されて大人気となり、2021年には完結編が発売されて話題になるなど、世界中にファンを持つとも言われている。リュウ・ジキンの小説は、原作短編『さまよえる地球』が、映画『流転の地球』で映像化されて大ヒットを記録しており、この『三体』の映像化にも海外からも早くから注目が寄せられていた。

ストーリーは、宇宙の未知の文明「三体」の神秘のベールに包まれた世界を解明するべく、過去、現在、そして仮想現実の3つの世界が交錯していくサイエンスフィクション。父を文化大革命で亡くし、人類に絶望した物理学者・葉文潔は、ある軍事基地に連行されて、壮大なプロジェクトを経験することになる……。やがて時は過ぎ――現在。ナノマテリアル開発者の汪淼が、世界的な科学者が次々に自殺していることと関係があるとみられる学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けることになり、警察官・史強と共に調査をする過程で、偶然にもVRゲームの「三体」を発見する。その中で展開される三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム「三体」の、驚くべき真実とは……?

研究者・汪淼をチャン・ルーイー(張魯一)、警察官・史強をユー・ホーウェイ(于和偉)演じるほか、監督は『レジェンド・オブ・パール ナーガの真珠』のヤン・レイ(楊磊)、プロデューサーを「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~」を手掛けたバイ・イーツォン(白一驄)が務める。

ドラマ「三体」出演者

データ分析の詳細を見てみると、やはり注目のポイントはリュウ・ジキンの人気小説の映像化という点で、視聴者ターゲットも幅広い層が見込まれている。また、視聴者からの期待値が高いのも非常に特徴的で、やはり原作ファンからの支持力が非常に高いことが分かる。あまりにも壮大なストーリーで、映像化の難しさがたびたび話題となってきた作品だけに、どんな仕上がりとなっているのか期待が寄せられている。

翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。

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