この連載では、様々な症状に効く華流ドラマをご紹介します。今回は「せつなく萌えたい！」時におすすめの大型宮廷ロマンス「長安 賢后伝」をお届けします。

"せつなく萌えたい！"あなたに
「長安 賢后伝」が効く３つの理由！

◎涙が似合う魅力的な薄幸男子に出会えます
◎一生涯を懸けた深い愛のストーリーを堪能できます
◎思いっきり泣いて心をデトックスできます

《前編　女子がハマる薄幸男子の魅力〜悲劇の王子・蕭承煦編　はこちら》

後編「女子がハマる薄幸男子の魅力〜若き皇帝・蕭啓元編」

女性の一代記を描いた宮廷ロマンス「長安 賢后伝」に登場する薄幸男子たちをクローズアップ！

後編は幼くして皇帝に即位した賀蘭茗玉（がらんめいぎょく）の息子・蕭啓元（しょうけいげん）と、それを演じるジャオ・ドンザーの魅力に迫ります！

     
「長安 賢后伝」© 2019 Dongyang Yueshi Media Co.,Ltd and Mediaquiz International Holdings Limited.

あらすじ

賀蘭茗玉の息子・蕭啓元が蕭承睿（しょうしょうえい）の後を継いで皇帝に即位すると、蕭承煦（しょうしょうく）は摂政王となります。 蕭承煦はまだ幼い蕭啓元に帝王学を教えるため厳しく指導しますが、蕭啓元は勉強嫌い。先生の授業も真面目に受けず、周囲に対して尊大な態度を取るようになっていきます。

そんな蕭啓元が恋したのは朝臣の娘・董若萱（とうじゃくけん）。年頃になって彼女と再会した彼は、正体を隠して彼女に会いに行くようになりますが……。

ひたすら運命に抗い続ける薄幸男子・蕭啓元

蕭啓元は幼くして最高権力者の地位についたことで、傲慢に育ってしまいます。母親の賀蘭茗玉や父親代わりの蕭承煦に対しても反抗してばかり。

そんな彼は恋愛に関しても運命に抗おうとしますが、思いがけない薄幸人生が待ち受けます。

皇帝といっても政治の実権を握るのは賀蘭茗玉と蕭承煦で、どんなにわがままを言っても、結局のところ自分の人生に自由などない── そんな不満を持つ蕭啓元に、蕭承煦の敵対勢力が近づいて暗躍をはじめます。

そして、賀蘭茗玉と蕭承煦がかつて恋仲だったと知った蕭啓元はどんどん疑心暗鬼になっていくことに。こうして、世間知らずの彼はいつしかどす黒い権力闘争に引き込まれていきます。

蕭啓元は幼い頃から心を寄せていた董若萱と偶然に再会。自分を覚えていなかった彼女の前では偽名を名乗り、こっそり彼女と会うようになります。そして、董若萱に真摯に愛を告白。そんな蕭啓元に彼女も心を動かされていきます。

ところが、蕭啓元の正体を知ると、董若萱は恋心に蓋をして自ら身を引こうとします。そんな彼女の態度に、焦りや怒り、戸惑いや悲しみを感じた蕭啓元は混乱してしまいます。

政略結婚を迫られた彼は、西斉の公主・司徒珍（しとちん）を皇后にするようにと、賀蘭茗玉から言われます。でも、董若萱だけを愛する蕭啓元は、なんとか母親の裏をかいて彼女を皇后にしたいと考えます。

一方その頃、蕭啓元の異母弟・蕭啓栄も董若萱に想いを寄せ、彼女を娶りたいと考えていました。そこから、蕭啓元と董若萱のカップルの運命の歯車は狂っていくことに……!?

“反骨系泣き男子”ジャオ・ドンザー

蕭承煦と対比されるキャラとして終盤に登場してくる蕭啓元。演じるのは「麗王別姫～花散る永遠の愛～」でデビューし、「聴雪楼 愛と復讐の剣客」などで時代劇美男として注目されるジャオ・ドンザーです。

幼い皇帝が尊大に育つというのは時代劇でよく見るパターンですが、人は誰でも “反抗期”があるもの。物分かりのいい優等生ではなく、自分の思いを実現したいと考える蕭啓元はある意味、とても人間味のある人物。しかし、そんな性格がアダとなってどんどん苦しむことになり、皇帝という地位が彼を不幸にしていきます。

こうした従来の皇帝のイメージとは一味違ったキャラを体当たりで演じているジャオ・ドンザーは、薄幸男子のせつなさの中に視聴者を惹きつける熱いオーラがたっぷり。今後のさらなる活躍が楽しみな俳優です。

以上、「長安 賢后伝」を代表する2人の薄幸男子を紹介しました。

皇帝になれなかった蕭承煦、皇帝になってしまった蕭啓元。どちらも不幸な運命ではありますが、人生を懸けて愛せる人に出会えたことは幸せだったはず。2人のせつないラブストーリーはまさに山あり谷あり。ドラマティックな愛の物語に思いっきり涙してください！

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今回のおくすり：「長安 賢后伝」

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発売・販売元：エスピーオー
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