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【最新ドラマin台湾】モー・ズーイー主演の推理サスペンス「追兇500天」、シンガポールのアワードを受賞

ニュース提供元:七十六號原子

『親愛なる君へ』で金馬奨最優秀主演男優賞を受賞したモー・ズーイー(莫子儀)が、小薰ことエスター・ホアン (黃瀞怡)と共演するミニドラマ「追兇500天(原題)」(仮訳:殺人犯を追う500日)が、シンガポールのコンテンツ・アジア・アワード(亞洲内容大獎)のアジア最優秀テレビシネマ賞(亞洲最佳電視電影獎)を受賞した。

刑事の郭偉強を演じたズーイーは、「イエ・イーフェン(葉怡芬)監督とスタッフすべての仲間におめでとうと言いたい。監督からは続編の可能性があると内々に聞いているので、とても楽しみにしている。監督の脚本はとてもしっかりしているし、スタッフ全員を大切にする方なので、一緒に仕事ができて光栄だ」と受賞の喜びを語った。

幼いころに家庭内暴力に遭い、金銭と安定した生活から得られる安心感を渇望する林美茹を演じたエスターは、「とても嬉しい。たくさん受賞して、もっと多くの人にこのドラマを見てもらいたい。この作品にかかわるスタッフみんなが共に努力したおかげ」と喜びを表した。

本作の脚本と監督を務めたイエ・イーフェンは、「国際的なコンペティションに出品し、受賞できたことを嬉しく思う。チームのみんなが力を合わせたおかげで素晴らしい成績を収めることができた」とした上で、「一番印象に残っているのは、どんな苦境でも私に寄り添ってくれた献身的なチーム、また自分を磨くためにあらゆる努力を惜しまない素晴らしい俳優に恵まれたこと。例えばズーイーのアップのシーンで、モニター越しに彼の目が赤いのを見て、脚本を読み込むために前日寝ていないことを知った。エスターは役の内面のさまざまな感情を表現豊かに演じ、息を呑むような美しさだった。彼らが脚本を重視し、長い時間を割いて準備してくれたことが、監督・脚本家として一番の収穫」と、キャストとスタッフの努力を称えた。

現在はセカンドシーズンの脚本の構想を練っているとのことで、「台湾で実際にあった事件から着想を得た内容。ズーイー演じる郭偉強に、社会の集団不安を直視し、さまざまな謎を解決する、印象的で風変わりな名探偵になってもらいたい。ブラックユーモアの要素もあり、観客に頭を使わせつつ笑わせる」と続編の内容を明かした。

コンテンツ投資ファンドの七十六號原子、映画制作会社の偶數創意、動画配信サービスmyVideoの共同制作による 「追兇500天」は、台湾ドラマでは初の女性犯罪をテーマにした推理サスペンス。現在、myVideoで配信中。
https://www.myvideo.net.tw/details/0/314901


翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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