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アジアドラマの処方箋#23|“刺激がほしい!”ときは「大唐女法医」がおすすめ!《後編》

     

後編:お宝探し & 母の敵討ち〜事件ミステリーを解剖!

「時代劇なのに法医学ドラマ?」という驚き&楽しみが満載の「大唐女法医~Love&Truth~」。

後編はラブストーリーとともに盛り上がっていく事件のミステリーについてご紹介。
お宝探しと復讐のサスペンスを楽しむ上で、理解の助けとなるキーポイントをチェック!



時代背景

本作に登場する皇帝・李世民は唐の第2代皇帝・太宗(在位は626-649年)。
父である初代皇帝・李淵(高祖)とともに暴君として知られた隋の第2代皇帝・煬帝を倒し、唐を建国しました。
歴史上、武勲に優れ、政治にも手腕を発揮した名君とされています。



お宝探しのミステリー

“隋侯の珠”とは?
前の王朝・隋の煬帝が遺した財産の秘密が隠されているという“隋侯の珠”。

それを探すようにと時の皇帝・李世民は刑部侍郎・蕭頌に命じます。
そして、蕭頌は“隋侯の珠”の取引があるという情報を追って蘇州にやってきます。

しかし、このお宝を追うのは蕭頌だけではありませんでした。
その結果、蘇州では不思議な事件の数々が起こり始めます。




火麒社とは?
火麒社とは前の王朝・隋の残党で結成された謎の集団。
彼らは全身黒ずくめの腕利きの刺客で神出鬼没です。

火麒社の実態は蕭頌にもわからず、ボスが誰かもつかめないまま。
ただ一つ、わかっているのは一番腕の立つ刺客が“離”と呼ばれていること。

そして、彼らも“隋侯の珠”の行方を追っているらしいということです。




内衛門とは?
内衛門とは皇帝の密命を受けた特務機関。
そのメンバーは極秘のため蕭頌も詳細は知りません。

つまり、劇中に登場する一見フツーのキャラクターたちも、ひょっとしたら内衛門のスパイかも?
彼らの目的もまた、“隋侯の珠”を手に入れることなのでしょうか?


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