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編集・ライター、雑貨店主・岡崎優子さんが教えてくれる、おすすめカルチャー×スイーツ【タイ編③】

Cinem@rt 10月の特集テーマは「アジアンスイーツ」。ですが、アジアンカルチャーの“好き”を応援するCinem@rtらしく、スイーツとカルチャーを一緒に楽しむ3つの質問を、有識者の方々にしてみました。

Q1「その国の代表的スイーツと一緒に楽しみたい、おすすめカルチャー作品は?」
Q2「その国の代表的スイーツからイメージする人は?」
Q3「その国の最新注目作と一緒に楽しむ、おすすめおやつは?」

どんなスイーツ&カルチャーの出会いがあるでしょうか?

【教えてくれた人】岡崎優子さん(編集・ライター、雑貨店主)
アジア、アフリカ、欧州のガイドブックの編集を経て、映画・ビデオ業界の雑誌編集を担当。現在、編集・ライター業の傍ら、世界の手仕事を紹介する雑貨&ギャラリー「HAPA HAPA」を営む。


まず…タイ編のスイーツ代表はカオニャオ・マムアン(マンゴーライス)

フレッシュなマンゴーともち米に甘いココナツミルクをかけていただくタイの代表的なスイーツ。意外なハーモニーを楽しめるはず!


<カオニャオ・マムアン>と一緒に楽しみたい、おすすめカルチャー作品は?

バード・トンチャイ「サバーイ・サバーイ」(1987)

「サバーイ・サバーイ」とはリラックス(あるいは調子がいい、心地いい)の意味。そのタイトルからして、疲れた時に食べたくなるカオニャオ・マムアンとの相性は抜群でしょう。

すごく甘いけど、さっぱりした口当たりが癖になる。いかにも南国のさわやかさが伝わってくるこの曲がすぐ思い浮かびました。

トンチャイの歌声もまた甘い。発表されたのは80年代後半と、かなり古い曲ですが、タイを訪れるたびに耳にします。タイ国民ならどんなに若い子でも知らない人はいないはず。タイ好きの日本人も知っている人は多いでしょう。いや、初めて聴いたとしても、「サバ~イ、サバ~イ♪」という甘いフレーズが嫌でも耳に残ります。

オフィシャルのMVを久しぶりに見ましたが、いかにも80年代! というルック。ソフトフォーカスで撮られた、南の島のリゾートでリラックスして歌うトンチャイがまた甘かった。タイ・ポップミュージック界を今なお牽引しているトンチャイの甘い代表曲=定番スイーツの曲と言えるでしょう。(岡崎さん)

<カオニャオ・マムアン>からイメージする人は?

 

アピチャートポン・ウィーラセータクン(映画監督、脚本家、美術家など)

チェンマイに住むアピチャッポンはタイを代表する映画監督であり、美術家。彼のクリエイティブは幻想的でけだるく、亜熱帯を思わせます。

2013年に福岡アジア文化賞芸術・文化賞を受賞した際、福岡でお会いし、数軒ほど居酒屋をはしごしましたが(いい思い出!)、その語り口はソフトで甘く、カオニャオ・マムアンを彷彿とさせました。(岡崎さん)



チャリンポーン・チュンキアット(女優)

チャリンポーンはアジアフォーカス・福岡国際映画祭、東京国際映画祭で上映された『タイムライン(Timeline)』(2014年)の主演女優。佐賀県で撮影された本作の影響で、多くのタイ人観光客が佐賀県に押し寄せたとか。彼女のさわやかな甘さと愛らしさが、カオニャオ・マムアンのイメージにぴったり、だと思いました。(岡崎さん)

※動画は、チャリンポーン・チュンキアット主演映画『タイムライン』予告編



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