最新台湾ドラマ|視聴回数600万回突破! 人気の縦型ドラマ「黑白原來是真的」が特別上映会を開催
ニュース提供元:結果娛樂

縦型ドラマ「黑白原來是真的(原題)」の特別上映会が7日に開催され、主演のコーディー・コー(葛兆恩)、ジー・チョンハオ(紀成澔)、シア・ホーシー(夏和熙)、スン・コージエ(孫恪傑)らがファンとともに最終回を鑑賞した。「黑白原來是真的」は配信からわずか1カ月余りで600万回以上の再生回数を記録し、台湾や海外ファンの間で、近年最も話題の台湾オリジナルショートドラマの一つとなっている。
コーディー・コーとジー・チョンハオは本作で大胆な露出にチャレンジしたが、「Fight for You」から培った絶妙なコンビネーションで視聴者を魅了した。コーディー・コーは忘れられないラブシーンについて、ソファで仲直りする場面を挙げ「最初は重苦しい空気ですが、後半は甘い雰囲気に変わります。セリフや仕草で二人の相性が試される場面だったので、演じていてとても楽しかったです」と語った。一方、ジー・チョンハオは楽屋でじゃれ合うシーンに赤面したとし、「コーディーの獲物を狙うような視線に、まるで屠殺場へ送られる子羊のような気分になり、いたたまれなかったです」と明かした。二人は抜群の相性で、撮影中はアドリブを重ねることも多かったそう。コーディー・コーは「ラブシーンを何度か撮影した後、僕が思わず『おはよう』と口にすると、チョンハオも『おはよう』と返事を返してくれたのですが、実は台本になかったセリフなんです。後に、キスした後の僕たちの口癖になりました」と、意外なエピソードを明かした。ジー・チョンハオは、仲直り後のラブシーンではコーディー・コーが急いで服を脱がせたがったと暴露し、「僕も脱がせたかったけど、コーディは僕に脱がさせてくれなかったんです。意地悪だけど、それも可愛い」と、仲の良さを滲ませた。

キャリアの長いシア・ホーシーにとっても、これまでで最も露出度の高いシーンに挑んだ作品となった。一番緊張したというベッドシーンについて、「撮影前に少しウイスキーを飲んで気持ちを落ち着かせたのですが、実際演じてみたら楽しかったです。実生活で、特に恋愛に関しては感情をこれほどはっきりと、あるいはストレートに表現する方法はあまりないですから」と、役柄を通して感情を解き放つ方法を学んだと明かした。一方のスン・コージエはラブシーンの撮影前には十分に心の準備をしたという。「僕にとって新たなチャレンジだったことは間違いありません。一番の課題は、キャラクターの感情変化をいかにリアルに表現するかということ。誠意と没頭が何より必要なので、撮影中も常に掘り下げ続けました」と、真摯な姿勢を見せた。また二人とも、意義がある貴重な経験だったと口を揃えた。

イベントでは、監督のツァイ・フェイチャオ(蔡妃喬)が「ファンと一緒に作る名場面」と題し、来場者がカップルの名場面作りに参加することを提案。主演兼プロデューサのコーディー・コーは、「一番の目標は、皆さんがいつまでも覚えていてくれるような、記憶に残るシーンを演じること」と説明した。上映後のサプライズコーナーでは、主演4人がファンのリクエストに応え、劇中にはない「ベランダでのラブシーン」を再現。コーディー・コーとジー・チョンハオは、舞台の立ち位置や感情表現、アドリブなど細部にまでこだわって演じ、「黑白原來是真的」に最高の余韻を残した。また、二人は心温まるデュエットを披露し、ぴったり息の合った演技とアイコンタクトでもファンを熱狂させた。シア・ホーシーも挿入歌を初披露し、その柔らかな歌声で観客を魅了。イベントは終始笑いと熱狂の中、その幕を閉じた。


結果娯楽、東西文娯、松露文化創意が共同制作する「黑白原來是真的」は、YouTubeの「IsReal是真的」、「VBL series」の両チャンネルのほか、YOUKU国際版、OnReel で配信中。

「黑白原來是真的」あらすじ
広告会社が制作するショートムービーの撮影をきっかけに、一見相容れないかに見えた二人、黑衍(コーディー・コー)と白行(ジー・チョンハオ)の予想外の恋を描くラブストーリー。ファン層がかぶる黑衍と白行は、一つの広告を巡りライバル関係に。双方事務所がこの仕事を取るために尽力していたが、クリエイティブディレクターは意外にも男女ペアから男性ペアへとコンセプトを変更し、二人を共演させることにする。二人の相性を測るため、さまざまなテストを試みる中、思いがけず恋に落ちる黑衍と白行。白行はだんだんと黑衍に惹かれていくが、実は黑衍も白行の長年のファンだった……。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。


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