「九州天空城～星流花の姫と2人の王～」©Jiangsu Broadcasting Corporation International Co. Ltd

チャン・ルオユン ＜張若昀＞

2004年のドラマ「海的宣言（原題）」で芸能界デビュー。2011年のドラマ「黒狐（原題）」での演技が評価され人気新人賞を受賞し、第二届楽視影視正典でもドラマ部門最優秀新人賞を受賞する実力派。2016年には「ダイイング・アンサー～法医秦明～」が放送されて人気となり、同年に「九州天空城～星流花の姫と2人の王～」も放送され注目を集める存在に。

近年は「慶余年～麒麟児、現る～」（19年）が中国国内で大ヒットを記録し話題に。現代劇、時代劇、映画、そしてカメオ出演でも存在感を存分に発揮し、現在までに多数の作品に出演。2022年4月にはジョウ・イーウェイ（周一囲）が狄仁傑を演じる時代劇「大唐狄公案（原題）」がクランクアップしてりおり、放送が待たれている。

学生時代は英語の成績がとても優秀で、その実力は海外の映画を観ることとオンラインゲームで培ったそう。プライベートでは、2019年に女優のタン・イーシン（唐藝昕）とアイルランドで挙式、一児の父に。

「ダイイング・アンサー～法医秦明～」©Media Caravan International

チャン・ルオユン出演のオススメ作品

「九州天空城～星流花の姫と2人の王～」（2016年）
羽族の王・風天逸役。“九州”シリーズ作品の中で最初に映像化された作品で、チャン・ルオユンが注目を集めた話題作。

「贅婿［ぜいせい］～ムコ殿は天才策士～」（2021年）
大手企業の幹部・江浩辰役。ほんのちょい役⁉なのに、圧倒的な存在感を出せるのはさすが！

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「九州天空城～星流花の姫と2人の王～」
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Text：島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』（キネマ旬報社）『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』（コスミック出版）などにも執筆しています。