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【最新ドラマin台湾】台湾初の法曹ドラマ「リーガル・サービス」、大幅にスケールアップした続編が今夏台湾放送

ニュース提供元:齊石傳播 

台湾初の弁護士ドラマ「リーガル・サービス-最大の利益-」(原題:最佳利益)の続編となる「最佳利益2-決戰利益(原題)」、「最佳利益3-最終利益(原題)」が、今年台湾で放送される見込みだ。セカンドシーズン、サードシーズンとなる本作は、群之噰傳播、台湾大哥大、貝立徳、八大電視、百聿數碼創意、黒剣電視製作など台湾が誇るエンタメ企業がタッグを組み、1億5000万ニュー台湾ドル(約6億1200万円)を投じて、さらなるスケールでの製作に挑む。  


主演のティエン・シンさん

「リーガル・サービス-最大の利益-」は、中国、日本、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、フィリピンなど11カ国・地域で放送され、海外からも幅広く支持を得ている。

前シーズンよりさらにステップアップするべく挑んだセカンドシーズンだが、撮影中は新型コロナウイルス感染症拡大で撮影が3カ月ストップする事態に見舞われた。「我的婆婆怎麼那麼可愛(原題)」などの人気ドラマでも知られるプロデューサーのチェン・ホイリン(陳慧玲)は、
「セットからキャスト、エキストラ、特撮、アクションシーンに至るまで、さまざまな試みをした。法律の専門的な側面と登場人物の感情、人間の葛藤が融合した作品に仕上がったのは、クリエイティブチームと出演者、そして裏方の人たちのおかげだ」と、苦難を共に乗り越えた皆への感謝を述べた。

主演のティエン・シン(天心)は、「ホイリンさんは前シーズンで腎臓を一つ売り払った。セカンドシーズンはもう腎臓一つでは足りないかも」とジョークを飛ばし、莫大な製作費を調達した彼女の献身ぶりを表現。さらに「3カ月間撮影が止まったとき、スタッフ全員のために、大量の簡易検査キットを準備してくれた。皆が安心して最後まで順調に撮影できたのはホイリンさんのおかげ」と、ホイリンのリーダーシップを褒め称えた。


プロデューサーのチェン・ホイリンさん

「リーガル・サービス2」は、ファーストシーズンのスタイルをキープしつつ、推理やサスペンス要素たっぷりで展開される案件を通し、加害者と被害者、弁護士の考え方や姿勢を見せ、白黒だけでは判断できない真実が描かれる。

ホイリンは「社会にはもっと許容と思いやりが必要では? それがこのドラマを作る発端だった。本作が、人の心を癒やすだけではなく、物事には複数の側面があることを理解し考えるきっかけとなってほしい。前シーズンよりも全体のテンポを明確にし、視野も広げた」と胸を張った。

放送に先立ちオンラインで公開されたメイキング映像には、長河法律事務所所長の江紹宏(夏靖庭/シア・チンティン)、エース弁護士の方箏(ティエン・シン)ら、お馴染みの顔ぶれが登場する。方箏は、古巣のライバル事務所に移籍する予定で、新しい環境で繰り広げられる内容に期待が高まる。

また方箏の元夫・立廷を演じるウェン・シェンハオ(温昇豪)は、「今季はバジェットがさらに大きくなり、撮影手法とスケールが向上した。ストーリーも面白い。ファーストシーズンの好評あってこそのセカンドシーズンなので、皆さんにもっと支持してもらって、今後もずっと続けさせてもらえたら」と話した。




上)シア・チンティンさん、下)ウェン・シェンハオさん

「リーガル・サービス2」は、司法修習生が担当案件を通して社会の現実に直面しながら、生き残りをかけて競い合う。新人弁護士が本物の弁護士となって独り立ちしていく姿から、弁護士の日常を通して法曹界のさまざまな側面までを描くと同時に、訴訟事件を通して共鳴する社会問題を掘り下げる。

理想と現実の間で、依頼人の利益のみならず、自分の利益をも追求するためにはどうするべきか? 2022年夏、台湾放送予定。

 

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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