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【最新映画in台湾】今年度最も怖い映画『咒』、背筋が凍る予告映像を公開

ニュース提供元:牽猴子

『紅衣小女孩』(赤い服の少女)、『粽邪』(ロープの呪い )、『女鬼橋』(幽霊橋)に続き、2021年最も期待される台湾ホラー映画『咒(原題)』(仮訳:呪い)が8月22日、ティーザー動画と謎の記号が隠されたポスターを公開した。

映像には、ナイフを手に持ち意味不明な呪文を口にする少女、奇形の歯がぎっしり詰まった口、奇妙な傷跡のある腕、回転する神像が置かれた祭壇など、背筋を凍らせる異様な光景が映し出される。またポスターの文字が、この映画の秘密は何か、人を怖がらせる呪いとは何かと興味をかきたてる。

動画を見たネットユーザーからは「怖くてベッドから落ちた」、「見たら夜眠れない」などの声が寄せられた。また世界的に活躍するミュージックビデオ監督のレオ・リアオ(廖人帥)は、「こんなに怖いオカルト映画の予告編を見たのは久しぶりだ」と絶賛した。


ストーリーは、主人公の若男と仲間たちが、カルト教団の儀式で禁じられた場所に侵入した後、仲間が次々に死んでいくというもの。物語が交差し新たに展開するシーンが多用され、禁断の地に戻った若男が呪いの秘密を探っていく。

キャストは、ツァイ・ガンイエン(蔡亘晏)、ガオ・インシュエン(高英軒)、ショーン・リン(林敬倫)、阿Q、ホアン・シンティン(黃歆庭)。監督は、新世代の才能ある一人として注目される、『ハクション!』(原題:打噴嚏)、『絶命派対』(絶命パーティー)のケヴィン・コー(柯孟融)。

『咒』は、高雄で実際に起きたショッキングな事件に触発され、5年の準備期間を経て制作された。当時、神に憑依されたと主張する6人家族が、自傷行為など奇怪な行動を繰り返し、最終的に死亡する人が出たという。ケヴィン・コーは「今まで自分が撮った中で一番邪悪な映画。触れてはいけない毒々しい雰囲気こそ、『咒』が観客に示したいテイストだ」と話す。

台湾社会で口にすることすら敬遠される最も奇怪な宗教を白日の下に晒し、台湾初のカルト映画に挑んだ本作は、台湾ホラーのイメージを脱却し、観客を恐怖の極致に陥れる。2021年冬に台湾公開予定の『咒』は、ホラー映画の今年度興行収入トップを目指す。

 

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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