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東京オリンピックに沸く台湾! バドミントン女子シングルス決勝、224万人が視聴

ニュース提供元:台湾公共テレビ(公視/PTS)

東京オリンピックの男子ダブルス決勝で中国を破り、台湾バドミントン界に初の金メダルをもたらした李洋(リー・ヤン)・王斉麟(ワン・チーリン)組の熱狂冷めやらない中、翌1日、バドミントン女子シングルスの決勝が行われた。

バドミントンのスポーツキャスターを務めたのはいずれもベテランの銭定遠と鄧国雄。元バドミンドン選手の江佩欣を解説者に迎えた公視の実況は視聴者に好評だったが、何より「小戴」の愛称で知られるバドミントンの女王・戴資穎(タイ・ツーイン) の素晴らしいテクニックが目を引いた。戴資穎は惜しくも決勝で破れ銀メダルに甘んじたが、決勝戦の模様はおよそ224万人余りが視聴し関心の高さを示した。

7月31日・8月1日の両日、公視ではバドミントン男子ダブルスの李洋・王斉麟組をはじめ、銀メダル獲得の体操男子種目別あん馬の李智凱(リン・チーカイ)、銀メダルのアーチェリー男子団体、銅メダルの卓球混合ダブルスの林昀儒(リン・ユンルー)・鄭怡静(ジェン・イージン)ペアらの試合を放送し、視聴率は累計で396万7000人に達した。この週末「2020年東京オリンピック」を国民的スポーツさながらに熱狂させた公視は、引き続き8月8日の閉会式までオリンピックの模様を放送する。



公視「就是這Young」より、戴資穎選手のトレーニング風景



翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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