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【新作ドラマin台湾】「恋愛是科学」撮影再開、ピーター・ホーが愛弟子に検査キットをプレゼント

ニュース提供元:三立テレビ(三立/SET)

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、5月から一時中断していた「恋愛是科学(原題)」の撮影が、状況の好転に伴いこのほど再開した。撮影中断中の2カ月、キャストは自宅で休暇を取れたが、内心はやはりいつ再開できるか心配だったことだろう。

そんな中、ウー・ニエンシュエン(呉念軒)のもとに届いた簡易検査キット300個が人々を驚かせた。送り主はなんとピーター・ホー(何潤東)。ピーターは、ニエンシュエンが所属する怡佳娯楽事務所と共同で、彼のマネージメントを務める間柄。愛弟子の撮影が無事に終わるようにというピーターの思いやりがこもった贈り物は、ニエンシュエンを大いに感動させた。

コロナ禍の日々、ニエンシュエンは歩みを緩め気持ちのクールダウンを余儀なくされたが、ライフスタイルを整え、料理を作ったり掃除したり、自分に向き合ったりすることの習慣化につながった。時に音楽を聴き、本を読み、たまに友人とオンラインゲームをして、落ち着いて思考できる今の生活のテンポが気に入っているという。またウォッチリストにある映画やドラマを次々と鑑賞し、さまざまな表現スタイルも吸収した。ドラマ後半では、それらの要素を演技に取り入れた彼の新たな一面が見られそうだ。

撮影オフの期間も、ライブ配信やビデオ通話で連絡を取り合っていたというキャストとスタッフたち。ニエンシュエンは、休暇中に作れるようになった麻婆豆腐、三杯雞(鶏肉とバジルの甘辛炒め煮)、牛丼などの自作料理の画像をグループチャットで共有し、警戒レベルが解除されたら自宅でご馳走するとやり取りしたことを明かした。

撮影再開日、久しぶりにオフラインでみんなに会うと、まるで夏休み明けの学校でふざけて騒いでいるようで、とてもうれしくなったと話すニエンシュエン。しかし、相手役のクリスティーナ・モク(莫允雯)に会った彼は、最初なんとなく感情を表に出せず、クリスティーナに「なんでよそよそしいの?」と突っ込まれたとか。その理由を「2カ月ぶりにクリスティーナを見たら、まるで織姫と彦星のようで、かけがえなく感じた。でも再起動したばかりで、まだ頭がショートしてるんだ」と話した。

「恋愛是科学」は、最適なパートナーをマッチングするビッグデータを通して、心ときめく人に出会えるかを描く癒やし系ラブストーリー。ニエンシュエンは、年上の幼なじみ顏霏(クリスティーナ・モク)に片思い中の美容師・王軒宇を演じている。





翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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