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『返校 言葉が消えた日』本編映像公開!花江夏樹&小野賢章コメント到着!

この度、2017年に発売された台湾の同名大ヒットホラー・ゲームの映画化で、台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史を正面から描き、第56回金馬奨で主要12部門にノミネート、最優秀新人監督賞を含む最多5部門受賞の快挙を成し遂げた映画、『返校 言葉が消えた日』(7月30日(金)公開)より、本編映像シーンと、本作の原作ゲーム実況でもお馴染み、花江夏樹と小野賢章の応援コメントが解禁!


この度、「人間は生まれつき自由であるべきだ」と信じる男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)やその仲間の生徒たちが、暖かな日差しの差し込む学校の備品室に集まり、密かに発禁本を読む読書会を開いている本編映像シーンが解禁された。

歴史教師で3年愛組の担任のイン先生は「タゴールはインドの偉大な詩人ではあるけど、植民地主義を批判した思想家よ。」と、ノーベル文学賞にも輝いたラビンドラナート・タゴールの「迷い鳥たち」の朗読を始める。“この葉は愛を知ると…”

 

本作の監督ジョン・スーは「ゲームでの中では全く同じ詩が、プレーヤーが見つけるぼやけたチャン先生の写真の上に書かれていました。これによって私はゲーム開発者がなぜこの詩を引用したのかを考えるアイデアが得られました。」と明かし、本作の中でも「迷い鳥たち」が重要な意味を持つ書籍だということが分かる。

そして、この平穏な時間は、ウェイ・ジョンティンの回想シーンだったことが示唆され、「人間は生まれつき自由であるべきだ。それを信じる僕たちは、学校の備品室に集まって、発禁本から一語一句を書き写した。そう、皮肉なことに自由が罪になる世界で僕たちは生きていた。発禁本を読むと、命を落とす時代だ。」と語る。 危険だということを知りつつも、抑圧された世界で自由を信じ、発禁本を読むウェイ・ジョンティン達。そしてシーンは一転、光を失う。

本作の監督、ジョン・スーは台湾人が忘れてはならない負の歴史をストーリーに取り入れるという大胆な発想で大ヒットとなったホラー・ゲームを基に、迫害事件の謎解きと、自由と青春を奪われた若者たちの切ないドラマを交錯させた。作品に込められた深いメッセージ性が昨年1月の台湾総統選挙にも影響を与えたと言われる本作。当時の台湾での哀しくも衝撃的なその真相とは――。

また、Youtubeで199万人の登録者数を誇るアカウントを運営し、「返校 Detention」のゲーム実況では、第1回の配信で172万回もの視聴された、声優であり俳優の花江夏樹と、ゲストにも登場した小野賢章が本作について応援コメントを発表!

花江夏樹 (声優)
「息を飲む展開と映像美
「ホラー」という一言では表せない濃密なストーリー
原作をプレイしていると「おっ!」となる、忠実に再現されたシーンやアングル
そして映画ならではの演出に終始引き込まれました
観た後にもう一度ゲームをプレイしたくなる映画でした!」

小野賢章(俳優・声優)
「ゲームをプレイした時に感じた、背筋が凍る感覚、そのままでした。
そしてやっぱり面白い!それぞれの人物の想いや時代背景が複雑に絡みあった映画です。
これを観た後、あなたは誰かにこの映画を勧めたくなるでしょう。
そして、原作のゲームもプレイしたくなるでしょう…。」


『返校 言葉が消えた日』
7月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

監督:ジョン・スー 
出演:ワン・ジン、ツォン・ジンファ、フー・モンボー、チョイ・シーワン、チュウ・ホンジャン
原題:返校/2019年/台湾/カラー/103分  R-15+
配給:ツイン  宣伝プロデュース:ブレイントラスト
公式Twitter:@henko_movie
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https://youtu.be/

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