Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

台湾映画の"いま"『逆走♡ONE WAY LOVE』主演ツァオ・ヨウニンからムービーメッセージ

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとアジアンパラダイス共催による台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”」。(今年も開催はオンラインで実施)

新作と未公開作品で台湾映画の「精鋭と新鋭の挑戦」を伝えていく今年の第三回は、6月19日に開催。2020年の興行成績3位の大ヒット青春ラブストーリー『逆走♡ONE WAY LOVE(原題:可不可以,你也剛好喜歡我)』が上映された。

台湾から届いたこの爽やかな青春ラブストーリーは、コロナ渦で不安が多い今、多くの方々の心を和ませ暖かい気持ちにしたようで、上映後のアンケートでは、「まっすぐで可愛い作品で、とても甘酸っぱい、若い頃のいろいろな気持ちが呼び起こされるような素敵な映画」、「まさに王道!こういうの観たかったです!」「キラキラしたストーリーと、キラキラした俳優さんたちが眩しい、爽やかな気分になれる作品」「今のこの時期は、このような映画がうれしいです。元気をもらえました」という意見が寄せられた。

上映後のアフタートークのテーマは「青春ラブストーリーの系譜」。監督や俳優陣の紹介だけでなく、今までの台湾の青春ラブストーリーの系譜を可視化した図を見せながら、日本では意外と知られていない作品を重点的に紹介。

さらに、本作の監督・簡學彬(ジエン・シュエビン)と主役の曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)からのムービーメッセージも公開された。

簡學彬(ジエン・シュエビン)監督メッセージの内容

「この映画は台湾の著名な作家、肆一(スー・イー)さんの同名エッセイを元にした青春ラブストーリーです。この作品を通して誰もが嘗て経験したであろう純粋(シンプル)で、そして美しい愛をもう一度味わって頂きたいと思いました。この映画をご覧いただいて感動して頂きたいのは勿論ですが、更にそんな愛情の温かさを、再び感じて頂きたいです。」

☆曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)メッセージの内容

「この映画を見ていただいてとてもうれしいです。この映画で皆さんの青春を思い出していただいたりとか、もしいまこの問題に向き合っている人がいたら、あなたの愛、そして自分にとってより良い選択ができたらいいなと思います。この映画を気に入ってもらえたら、周りの人に推薦して下さい」

アフタートークのみ、10月31日までアーカイブ配信中。誰でも視聴することができる。
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=1704d8b6c3c5b57e73a721b58fcd4941

台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”」、次回は7月17日(土)開催。上映作品は、アジアを席巻した台湾の漫画家鄭問(チェン・ウェン)の人生を追ったドキュメンタリー『千年一問』。申込みは7月5日(月)。アフタートークのテーマは「作品解説&台北電影奨の行方は?!」。即満員続出の人気イベントのため、参加をご希望の方はお申し込みをお早めに!


2021台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"~精鋭と新鋭の挑戦」

開催日程:2021年4月〜10月(7回)
開催形式:配信プラットフォームによるオンライン
参加:無料。事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:映画の上映とトーク

◆今年の上映作品

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP