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「她們創業的那些鳥事」が視聴率を更新、ピンクカラーの熟女たちが1.56%を突破

ニュース提供元:八大電視

GTV八大テレビ(八大電視)の主力 ドラマ「她們創業的那些鳥事(原題/邦題:お仕事です!~The Arc of Life~)」は、毎週日曜夜8時から、八大戯劇テレビ(八大戯劇台)、スターテレビ(衛視中文台)、動画配信サービスiQIYI(愛奇芸)で独占放送されている。

   


2月21日に放送された第5、第6話は、放送3週目にして最高視聴率を更新し、総視聴者数は44.8万人、iQIYIでの総視聴回数は725.2万回を記録した。特に第6話のケーブルテレビ視聴率は0.86%までアップ、うち女性25~49歳の視聴率は1.56%と過去最高を記録し、日曜ケーブルテレビの中国語ドラマのトップに返り咲いた。

約16万人が視聴した視聴率のピークは、ロイ・チウ(邱澤)がアイビー・チェン(陳意涵)を傷つけるシーン。アイビー・チェンの恋人アラン・コー(柯有倫)の携帯電話を預かっていたロイ・チウは、その携帯で彼女にメールを送っていたこと、恋人が彼女に贈ったハートのネックレスは自分が選んだことなど、恋人の偽りの愛情表現を明かしてしまう。ロイ・チウが自分の恋を諦めさせるためのセリフは多くの視聴者の心を打ち、「遅かれ早かれ傷つく」、「むしろ早く傷ついたほうがいい」など慰めのコメントが続々と投稿された。


一方、ジエン・マンシュー(簡嫚書)が演じる林美季という女性は、体のラインが出る服を好み一見華やかな見た目ながら、危機を解決する消防士のような性格。その人好きのするキャラで、好感度が上がっている。劇中、狙いを定めた人は必ず落としてきたという彼女に、唯一無関心なのがロイ・チウ演じる鄭義男で、何度も玉砕してしまう。思わず役の気持ちを代弁し、SNSに「全世界で美季を愛さないのは鄭義男だけでしょ」と投稿したジエン・マンシューに、ネットユーザーは「小太陽(小さな太陽)」という新しい称号を贈って励ましたという。


また、第5話で初登場したヨウション(宥勝)は、リゾート地のオーナーの息子役を演じる。山道で足を痛めたアイビー・チェンが怒りに任せて去っていくと、ヨウションはそれまでの口論など気に留めず、彼女を背負って山を降りていく。ヒロインの気持ちの変化を見たファンたちからは、放送時のライブ投稿で「100万回の感動も、一回のときめきにはかなわない」、「世界で一番頼りになる後輩」役のロイ・チウが負けていることなどが指摘された。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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