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【いま聴きたい音楽アーティスト20】後編:台湾らしい魅力にあふれるアーティストたち

今年も台湾ドラマ&映画は去年の勢いを受け注目作が目白押し!そして、華流ブームを巻き起こしたF4が結成20周年&ジェリー・イェン4年ぶりの主演ドラマが日本上陸!…と、なんだか台湾エンタメが楽しくなりそうな兆しが感じられる2021年。

Cinem@rtでは、そんな盛り上がりを前に”台湾の注目しておきたい男たち”をご紹介します。2000年代初頭の華流ブームを彩ったスターたちの近況、世界で活躍する実力派俳優、いま聴きたい音楽アーティスト、トキメキの若手俳優まで、台湾をもっと楽しむ1か月!




台湾らしい魅力にあふれるアーティストたち

続いて、今度はさらにディープに、台湾的な魅力にあふれるアーティストをご紹介しましょう。

滅火器(Fire EX.)は、MONOEYESや最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文との合作「The Light feat.後藤 正文」などもある、日本のミュージシャンと親交が深いバンド。彼らが歌う台湾語の曲はまっすぐで熱い! 2014年に台湾でおこった「ひまわり学生運動」のために作られた楽曲「島嶼天光」はぐっときます。

◆滅火器(Fire EX.)「無名英雄 Stand Up Like A Taiwanese」MV。
2020年、第31回金曲奨の最優秀バンド賞を受賞(滅火器 Fire EX.)


一方、レトロな雰囲気のラップにドキドキさせられるのがリー・インホン(李英宏 aka DJ Didilong)。映画『先に愛した人』の主題歌「峇里島」で第55回金馬獎の最優秀オリジナル映画主題歌賞を受賞して以来、映画音楽でも引っ張りだこ。東京で行われた台湾カルチャーフェス「Taiwan Plus 2019 台湾新感覚」に出演した時は、彼のかっこよさに観客がステージに吸い寄せられたほど。繰り返される「Didilong♪」がクセになる「台北直直撞」や、映画『馗降:粽邪2(原題)』の主題歌「跳鍾馗」もオススメです。

◆リー・インホン(李英宏 aka DJ Didilong)「無經驗可」MV。
ロイ・チウ主演映画『ギャングだってオスカー狙いますが、何か?』の主題歌(顏社 KAO!INC.)


◆映画『馗降:粽邪2(原題)』の主題歌。リー・インホン(李英宏)「跳鍾馗」MV(華影國際)


MVが再生回数1億回超えで話題となった台湾語曲「浪子回頭」を歌うバンド、EggPlantEgg(茄子蛋)もとても台湾的。イケボのボーカル・阿斌の渋かっこいいい歌声に、ドラマティックな演奏が重なり、哀愁を感じさせるメロディが秀逸! かと思えば「請問你敢欲做我的Girlfriend」のようなくすっと笑える曲もあったり、その魅力は未知数です。

◆EggPlantEgg(茄子蛋)「請問你敢欲做我的Girlfriend」MV(茄子蛋EggPlantEgg)


話題になったといえば、2017年に台湾の音楽賞・金曲奨を総なめにして大注目されたバンド、No Party For Cao Dong(草東沒有派對)も聴きごたえあり。「大風吹」は気だるげなリズムのひっそりした歌声を心地よく聴いていると、後半にガーンと濃密な音の塊をぶつけられ、その演奏力に圧倒されます。

◆No Party For Cao Dong(草東沒有派對)「大風吹」MV(No Party For Cao Dong草東沒有派對)


そして、台湾HipHop界の雄、頑童MJ116のボーカル、E.SO(痩子)のソロ曲にもご注目を。とにかくかっこいい「CHANGE」、ラップとピアノが軽妙にからみあう「Don't Worry About Me」など軽やかなサウンドに自然と体が動きます。「Don't Worry~」はMVも台湾のストリートを感じさせるアニメーションになっていて必見です。

◆E.SO(痩子)「CHANGE」MV(滾石唱片 ROCK RECORDS)

◆E.SO(痩子)「Don't Worry About Me」MV(滾石唱片ROCK RECORDS)


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