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【インタビュー】トビー・リー 後編 "一番尊い愛は、相手を占有することではない"

「花と将軍~Oh My General~」のスタッフが贈るミステリーラブ史劇「大唐女法医~Love&Truth~」。本作で、検視官の冉顔とバディとなり死体に隠された謎を解明していく刑部侍郎の蕭頌を演じたトビー・リーさんに、本作についてお話を訊きました。

インタビュー前編 「僕と蕭頌は、ほぼ同じです」はこちら

【トビー・リーさんのプロフィールはこちら】


― 蕭頌は冉顔のどんなところに魅力を感じて彼女が好きになったと思いますか?

トビー・リーさん(以下、トビー) 冉顔が特別だからだと思います。蕭頌は地位が高く、周囲から偉い人として扱われていますが、冉顔だけは彼に反論し、いたずらもします。蕭頌はこんな女の子に出会ったことがありませんでした。

蕭頌にとって冉顔は、自分と全く違う人との出会いでした。最初は嫌だったけど、長い時間一緒に凄し、冉顔の輝くところに気付き、いつも彼女のことを考えるようになって。

自分はもしかして彼女を好きになったのかも、と疑い始めた時には、彼女はもうすでに彼の心の中に入り、とても大切な存在になっていました。嫌いだったけど好きになり、そして恋に落ちた。これが蕭頌の心の中で起きた冉顔に対する気持ちの変化です。

    


― 本作では、登場人物にはそれぞれ動物に関するあだ名がありますが、ご自身に動物にまつわるあだ名をつけるならどんなあだ名をつけますか?

トビー ハハハ!僕のファンが本作を観て、僕に“レモン魚(※)”というあだ名をつけてくれました。蕭頌が劇中でよくやきもちを焼くから、“アジア1のキング・オブ・やきもち”ですね。僕自身は、蕭頌は狼に似ていると思います。何故なら、彼の冉顔への愛は一途です。狼のように、生涯にたった一人のパートナーです。

(魚 ※編集注:劇中で、トビー演じる蕭頌は冉顔に、身分が高く自分で何もやらないからまるで「人魚」だとからかわれている。)



― 日本の視聴者に、「本作はここに注目して見ていると面白い!」というトビー・リーさんならではの鑑賞ポイントがあれば教えてください。

トビー 「大唐女法医~Love&Truth~」のジャンルはサスペンスですが、謎解き以外に、ロマンチックな恋愛要素も含まれています。まさに唐代恋愛版の「名探偵コナン」です。

本作は僕の初めての時代劇で、僕が演じているのは刑部侍郎・蕭頌役。彼は地位の高い官僚で、徹底的に僕のさそり座の腹黒い精神を表現しました。賢くて、俺様。だけど冉顔の前だけは、普通の人と同じように恋に落ちた時の甘い笑顔を見せます。

本作の見どころの一つは愛です。一番尊い愛は、相手を占有することではなく、相手の思いを成就させること。これは出演した僕自身も、蕭頌から一番感動させられたポイントでしたね。


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