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台湾の権威ある賞「三金」受賞者が集結!「歩道橋の魔術師」試写会は大好評

ニュース提供:公共電視

国際的に著名な台湾の作家・呉明益(ご・めいえき )の同名小説を原作としたドラマ「天橋上的魔術師(歩道橋の魔術師)」の試写会が1月19日に行われ、ヤン・ヤーチェ(楊雅喆)、カイザー・チュアン (荘凱勛)、スン・シューメイ(孫淑媚)、ヤン・ダージョン(楊大正)ら、監督と主要キャストが初めて一堂に会した。

   

キャストやスタッフは、台湾のエンターテインメントにおいて最も権威ある賞「三金」(金馬奨、金鐘奨、金曲奨)の受賞者らによる豪華な布陣。金馬賞受賞経歴のある監督のヤン・ヤーチェをはじめ、金鐘賞受賞のカイザー・チュアン、ルー・イーエン(盧以恩)、ウェン・チェンリン(温貞菱)、ウー・ジエンホー(巫建和)、チェン・ヨウジエ(鄭有傑)、金曲奨受賞のスン・シューメイ、ヤン・ダージョンのほか、『下半場』のベルナート・チュウ(朱軒洋)、「他們在畢業的前一天爆炸2」のエディソン・ソン(宋柏緯)、「悪との距離」のリウ・シーミン(劉士民)など、話題の映画やテレビ作品に出演してきた人気俳優らも多数出演する。

物語の舞台は1980年代。西門町の歩道橋にやってきた謎の魔術師が、華麗なマジックを見せる。人々は初恋や青春時代の困惑、家族崩壊の憂き目に遭いながらも、魔術師に自分の心を信じることを教わり、人生の奇跡を実現させていくというもの。5年の歳月をかけて制作された注目作の、期待に違わぬ素晴らしい出来栄えに、試写会の反響は上々だ。

酒浸りの靴屋の店主を演じたヤン・ダージョンは、言葉にできない家族への愛を魂のこもった演技で熱演。一方、店を切り盛りする気が強い妻を演じたスン・シューメイは、自分とギャップがある役だったため、市場で物を売る人たちの口調を練習したりしたという。彼らは3坪もない部屋で、激しい夫婦喧嘩を繰り広げるシーンを演じ、翌日には体中がアザだらけだったと明かした。

また3人の少年たち(小不點、阿蓋、阿卡)の自然でお茶目な演技も観客を沸かせた。ヤン・ヤーチェ監督は、制御不能な子どもたちから無邪気な演技を引き出すため、現場で根気よく物語を話し聞かせる方法で役に入り込ませたという。

「天橋上的魔術師(原題)」は、2月20日より公視テレビ、動画配信サイトのmyVideoで旧正月明け第1弾のドラマとして放送予定。



翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。


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