「晩媚と影～紅きロマンス～」©Media Caravan Ltd.

リー・ズーフォン ＜李子峰＞

幼少期から体格に恵まれ、2005年にMEN'S UNO 2005モデル大会にて優勝。2010年よりシュー・ジンレイ監督映画『杜拉拉升職記（原題）』にゲスト出演するなど、俳優業での活動も多くなり、14年にはドラマ「武則天 -The Empress-」、そして17年にはドラマ「海上牧雲記～3つの予言と王朝の謎～」に出演するなど、注目の大作への出演が続いた。

2018年のドラマ「晩媚と影～紅きロマンス～」では、姽嫿城城主に仕える刑風役で存在感を発揮。2019年には超大作時代劇「慶余年」に出演、ネットドラマ「沈黙不語的願小姐（原題）」では主演を務めるなど快進撃が続いている。

国際的な舞台も経験してきたトップレベルのモデルだけに、洗練されたルックスを生かしたクールな役柄を演じることの多いリー・ズーフォンだが、自身のWeiboでは料理の腕を振るう動画を披露しており、「あったか厨房男子」という意外なあだ名もついていて、そんなギャップもなんだかステキ。プライベートではチャン・ティエンアイとの交際も話題になった。エキゾチックショートヘアー風の猫を可愛がっている。

「晩媚と影～紅きロマンス～」©Media Caravan Ltd.

リー・ズーフォン出演のオススメ作品

「武則天 -The Empress-」（14年）
武則天に寵愛される張易之役。強いご婦人に愛でられるキャラがやっぱりお似合いなのかも!?

「晩媚と影～紅きロマンス～」（18年）
姽嫿城城主・姹蘿に仕える刑風役。もの悲しさ漂うエロティックな存在感で物語を盛り上げている。

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Text：島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』（キネマ旬報社）『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』（コスミック出版）などにも執筆しています。