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【新刊ちょいみせ!】好評発売中『華流日和』より ~STAR INTERVIEW「年下のオトコ」デレック・チャン&グレッグ・ハン&チャン・グァンチェン~

この夏、台湾・中国・香港など中華圏のエンターテインメントを紹介する華流専門誌『華流日和』がコスミック出版より発売となった。



ドラマの紹介やスターのインタビューはもちろん、映画や音楽など、中華圏のエンターテインメントを幅広く紹介しており、様々な作品&人物と出会うことができる。まさに「華流エンターテインメントの楽園へようこそ!」な一冊だ。
(ドラマ「如歌~百年の誓い~」「萌妃の寵愛絵巻」などのポストカードが付録としてついてくるのも嬉しい。)

今回Cinemartでは、この『華流日和』の誌面から、「年下のオトコ」デレック・チャン&グレッグ・ハン&チャン・グァンチェンのインタビューの一部をちょっとだけ特別公開!

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好評発売中『華流日和』(コスミック出版)より


STAR INTERVIEW
デレック・チャン(張軒睿)&グレッグ・ハン(許光漢)&チャン・グァンチェン(章廣辰)


※このインタビューは、『華流日和』に掲載されたものの一部です。





台湾ドラマ『年下のオトコ』に主演し、年上女性を一途に思う年下男子を演じた台湾若手俳優のデレック・チャン(張軒睿)と、彼の親友役のグレッグ・ハン(許光漢)とチャン・グァンチェン(章廣辰)の3人が揃って来日!

デレックは現在台湾で放送中のドラマ『用九柑仔店』に主演。グレッグはアリス・クーの相手役に大抜擢された主演ドラマ『想見?』が日本上陸予定。そして、グァンチェンは日本でも人気沸騰中の台湾BLシリーズ『HIStory3 圈套?ラブ・トラップ』のキーマンとなる役で登場。

『年下のオトコ』での共演を通じてプライベートでも親しくなったというイケメン×3人の仲良しぶりが伺える、ほっこりインタビューと写真をお楽しみください。

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――『年下のオトコ』で、学生時代から続く親友3人組をとても楽しそうに演じていましたね。お互いに最初に会った時の印象を教えてください。

デレック・チャン(以下デレック) 僕は最初、2人が親友の役を演じると聞いて驚いたんです。というのは、以前、彼らの作品を見た時に『すごいハンサムだ!』と思ったから、一緒で大丈夫かな? って。

彼らがいなければ多分、僕はイケてると思うんだけど(笑)、彼らが入ってくると...ね。


グレッグ・ハン(以下グレッグ):何を言ってるの。デレックはかっこいいよ。ドラマでもかっこよかったしイケメンでしょ。


デレック ありがとう(笑)。でも、もともと僕は自分に自信が持てない性格だったから...。

デビュー前は、胸を張れるものが何もなくて、そんな自分に焦ってもいたんですよね。でも、そんなときに演技に出会って演じることの楽しさを知り、自信が持てるようになった。

それに、このドラマで2人に出会えたことも僕にとってすごくラッキーな出来事だったと思うし。おかげで今は毎日がすごく楽しいよ!


グレッグ 僕も、このドラマのおかげでいい仲間が得られたと思います。グァンチェンとはモデル仲間だったので以前から知ってはいたけど、特に親しくはなくて。『アテンションLOVE』で共演して少しずつ知るようになって。そしてこの作品で、彼ともデレックともすごく仲良くなったんです。


チャン・グァンチェン(以下グァンチェン) 実は、彼らに会うまでは"イケメンは冷たい"っていうイメージがあったんだけど、2人とも全然違ってて、それが間違いだってことがわかりました(笑)。親しくなってみたら天真爛漫で善良な人たちだった。撮影中も素直に本音が話せたから、より仲良くなれたんだと思います。



――このドラマは20歳の青年チンフイと30歳のキャリアウーマン、シャオフェイの恋愛を描いていますが、撮影中に苦労したこと、印象に残ったことは?

グレッグ デレックにはたくさんあったでしょ?

デレック うん、そうだね。シャオフェイを演じたのはトップスターのルビー・リンさんだし、クランクインする前は、すごく、すごく、緊張したんだ。それと同時に『100点をとらなきゃ!』って意気込んでもいたんですよね。そんな気持ちが裏目に出て、たくさんNGを出しちゃったんだけど...。でも、そんな時はいつもルビーさんが励ましてくれたんですよ。



――具体的に言うと、どんな時に励まされたのですか?

デレック 特に印象に残っているのは、序盤のほうに出てくる、シャオフェイの家で泣くシーン。とても重要なシーンだったので、『本物の感情を出さなくちゃ』と焦ってしまって。でも、考えれば考えるほど気持ちが入らなくて本当に辛かった。

何度も何度もNGを出してようやくOKになったんだけど、撮り終えた時には精神的にくたくたになっていたし、感情が溢れすぎちゃって大泣きしてしまったんです。その時にルビーさんが横に来て肩を叩いてくれました。『そこまで自分を追い詰めなくてもいいのよ』って。その言葉に本当に救われましたね。


グレッグ:主役だもの、よく頑張ったよ。僕の一番の苦労といえば、僕が演じたニーグルが作る『ニーグル小劇場』(ネット配信するお笑い劇)の撮影くらいかな(笑)。
いつも変な格好をして撮影するのが大変だったよ。グァンチェンも毎回の女装に苦労したんじゃないの?


デレック:あ、彼は本当にキレイだったから、僕は彼に恋しちゃったよ(笑)。


グァンチェン:ははは(笑)。僕にとっては演技をすること自体が大変なんだけど、"誠実な人""善良な人"に出会うと、いつだって楽しく仕事ができるんだ。だから、みんなと一緒に楽しく演じたことが一番、印象に残っていますね。


Photo:Keiju Takenaka Text:Kumiko Aoki



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もっと読みたい!方はこちらをチェック!!



『華流ドラマ&映画ガイド 華流日和』
コスミック出版
本体1296円+税



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