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【インタビュー】「扶揺」イーサン・ルアン 「本当に気絶して倒れた。それぐらい激烈」

ヤン・ミー×イーサン・ルアン豪華共演!壮大なスケールで描かれる波乱に満ちた愛と運命を描いた「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」。本作で天権国の皇太子・長孫無極を演じたイーサン・ルアンのインタビューをお届けします。


― 本作は8年ぶりのドラマ出演となりましたが、本作への出演を決めた理由は何でしたか?

プロデューサーから私にオファーが来た時はビックリしました。しばらくの間にドラマに出演していなかったからです。脚本が届く前に原作の小説を読みました。演じる長孫無極に対して、深い印象が残りました。彼はよく変化し、智謀にも長けているから。このような役を演じたことが無かったので、演じてみたいと思いました。また、ヤン・ミーと共演したいとも思いました。


― イーサン・ルアンさんは、演じられた長孫無極をどのような人物だと考え、演じられましたか?演じる際に意識したポイントなどあれば教えてください。

最初はプレッシャーを感じました。彼を完璧な人間だとは思いません。完璧じゃないところが彼の身の上であり、成長していくところです。皆に暗い秘密があります。長孫無極を前に進ませるのは扶揺です。扶揺がいるからこそ、彼は遠くまで行くことができます。長孫無極を演じる際に、意識したポイントは姿勢とセリフです。現代劇と違い、どちらも改めて学ばなければいけませんでした。特に、日常生活にあんまり使わない四字熟語は工夫を施しましたね。


― 本作ではハードなアクションシーンが多数出てきますが、準備はどのくらいされましたか?

アクションシーンが多いので、事前に準備しました。あと、僕は以前から体を鍛える習慣があるんです。本作は4~5ヶ月かけて撮影しましたが、3ヶ月間は毎日アクションシーンでした。いちゃいちゃする時にもアクションがあったので、感情を込めてアクションしました。幸い、武術監督が経験豊富な方で良かったです。


― 扶揺を演じたヤン・ミーさんは、イーサン・ルアンさんから見てどんな俳優だと思いますか?

毎日楽しかったです。ヤン・ミーは凄くストレートな性格で、しょっちゅう僕をからかいました。「こんな人もいるの?」と思いましたが、心の中でこの友人を大切に考えています。


― イーサン・ルアンさんにとって、「扶揺~伝説の皇后~」で一番気に入っているシーンまたはセリフはどれですか?その理由も教えてください。

深く印象に残ったのは最後のいくつかのシーンです。最後のシーンを演じたとき、僕は本当に気絶して倒れてしまったんです。目の前に真っ暗になって、意識を失いました。それぐらい激烈で大変でした。ヤン・ミーが既に役にはまり過ぎて、夢中になりました。それを見ている長孫無極の心は非常に痛かったです。撮影終了後、ヤン・ミーは話す気力さえもなくなってしまい、床にひざまずいて疲れきっていました。彼女のそんな疲れた様子を見ながら心が痛みました。


― 本作は多くの若者に支持され大ヒットをおさめましたが、本作のどのようなところが若者に受け入れられたのだと思いますか?

一つ大きな原因は「扶揺」撮影チーム皆がロマンチックなこと。監督や武術指導は皆、男気がある男なのに "ギュッとする、甘い"雰囲気を作る時も皆アイディアが溢れていました。彼らはしょっちゅう良いシーンを設定してくれて、見本を見なくても鳥肌が立つくらいでした。


― 放送時、イーサン・ルアンさんの美しい肉体も話題を呼びましたが、美しい体づくりの為に普段行っていることはなんですか?

健康的に食べて飲むこと。習慣的に体を鍛えることです。


― 数多くの作品にご出演されてきたイーサン・ルアンさんですが、ご自身の出演作の中で、ターニングポイントになったと思う作品または強く印象に残っている作品は何ですか?その理由も教えてください。

皆さんは、金馬賞主演男優賞を受賞した『モンガに散る』か、あるいは「ハートに命中!100%」の時に僕のことを知ったかと思います。多分みんなが知らないのは「ハートに命中!100%」の出演する前のことだと思います。

僕はモデルをやっていて、ドラマに出演しはじめました。凄く人気がある役者たちと同じ事務所でしたが、最初の頃、僕のことをほとんど誰も知りませんでした。7、8年くらいずっと迷っていました。その時に、「僕の一体どこが悪いのか?」と思っていました。でも「ハートに命中!100%」のあと考えが大きく変わりました。

仕事に対して、一生懸命演じなければいけませんが、どうしょうもない事もいっぱいあります。すべて運命です。生きている限り、毎回の出演に対して、後悔しなければもう十分です。あとで何かあっても、私にはコントロールできない。そう考えるようになりました。


― お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?

サイクリングをするか、家族と一緒に過ごしています。



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