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10.23公開『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』監督ランドール・ミラーインタビュー到着!


© 2013 Film CBGB, LLC. All Rights Reserved

この度、1970年代ニューヨークの場末にあった小さなバー「CBGB」が、パンク/ニューウェイヴの震源地へと変貌していく過程を描く音楽伝記ドラマ『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』が10月23日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開となります。

1970年代ニューヨーク。犯罪率が高く荒廃したロウアー・イーストサイドの片隅に、誰も気に留めない小さなバーがあった。後に世界の音楽史を揺るがす伝説的ライブハウス“CBGB”である。創設者ヒリー・クリスタルが掲げた「オリジナル曲のみ」という異例のルールが、行き場を失っていた若いロック・バンドを引き寄せた。テレヴィジョン、パティ・スミス、ラモーンズ、ブロンディ、トーキング・ヘッズ――後にロック史を塗り替える面々が、まだ粗削りなままこの小さなステージに立った。壁の落書き、剥がれた壁、汚れたトイレ、天井の水漏れ。混沌とした空間は、後にロック史を塗り替える若者たちが自分の声を見つける“実験場”として機能し始める。同時期に誕生したファンジン『Punk Magazine』もまたCBGBと密接に結びつき、音楽・アート・文章が渾然一体となった“パンク文化”を形づくっていった。監督を務めるのは独立系作品で知られるランドール・ミラー、主人公ヒリーを演じるのは『ハリー・ポッターシリーズ』スネイプ先生役で知られるアラン・リックマン。ヒリーの頑固さと不器用な情熱を独特の存在感で体現し、混沌と偶然と情熱が交差し、パンク/ニューウェイヴが形づくられていく瞬間を鮮やかに描き出す。

この度、10月23日(金)より公開『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』監督・脚本のランドール・ミラーのインタビューを実施!
 本作の見どころ、なぜCBGBがパンクの聖地に?それを立ち上げたヒリーとは?演じられたアラン・リックマンの人柄などをお聞きしました。


『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』監督:ランドール・ミラー

Q:劇中において、どのバンド、ミュージシャンをフィーチャーするか迷わなかったですか?
今回ドキュメンタリー映画ではないので、とても難しかったです。
実際、テレヴィジョン、ラモーンズら他のバンド、ミュージシャンには、それぞれで物語がありますから。
今回、彼らがどのようにして生まれたか、スタートしたかにフォーカスしています。

Q:CBGBがその後の80~90年代の音楽シーンに与えた影響とは何だと思いますか?
80年代になると商品CM用の音楽が出てきて、レコード会社からの要望(ラブソング、情熱的な歌詞 etc)などもあったが、今作が描かれているのはそれよりも前の時代の音楽。
社会から見捨てられた若者たちが蔓延し、不遇のアメリカの若者から反骨精神が生まれ、売れるために作ってない音楽、少年が少年のままいられた時代の音楽がそこにあった。
バンドがニューヨークを作ったというよりも、時代が彼らを作っている側面の方が強い。

Q:なぜCBGBにこんなにも多く個性的なバンド、ミュージシャンがライブをして、集客するようになったのか?
当時のニューヨークにはラモーンズ、トーキング・ヘッズ、ブロンディがたまたま住んでいて、それ以外に多くのバンドがいたし、当然知らないバンドも沢山いた。そんな彼らにヒリーは「とりあえず演奏してみて」「失敗したっていい」「何でもトライしてみてよ」と表現する場所を与えていたことが、CBGBに人が集まった要因だったのではないかな。
CBGBは世界中から見捨てられた若者が辿り着いた最後の楽園オアシスだった、またトーキング・ヘッズのサイコ・キラーという曲が “社会に対する不満” を今までになかった形で表現していたのも斬新だったと思います。


© 2013 Film CBGB, LLC. All Rights Reserved

Q:彼(ヒリー)を突き動かす原動力はなんだったと思いますか?
実際、ヒリーはCBGBの前に2~3軒クラブを経営していたが失敗しており、方向転換する意味で最後の一手として、母や元妻からの援助を受けてCBGB【カントリー・ブルーグラス・ブルース】をスタート。“この店ならやっていける” 過去の轍に捕らわれないオープンな形で挑んだことがCBGBの特色に繋がる。
ヒリーは当時ヒーローでもなんでもない、自分のプランを強制することもなく、若者が活躍するプラットフォームを与えていただけ。成功するとまでいかなくとも、生き残るために時代の変化に順応するということを受け入れている人だった。本作を見て頂けると分かる通り、カントリーといいながら誰もカントリーをやっていない、それを受け入れ、フレキシブルさやオープンな姿勢で挑んだことが、その後の33年間、著名なミュージシャンの誕生に立ち会い、CBGBが長く続けたられた理由かと思います。

Q:ヒリーを演じたアラン・リックマンとのエピソードはありますか。
役者・一人の人間・一緒に仕事をする仲間として本当に素敵な人だよ、他の役者・スタッフともすぐに調和できる。撮影現場で他の演者はカットが掛かるとすぐに下がるが、アランは残って他の人の演技やスタッフの仕事ぶりを見ていた、それが逆に現場の雰囲気を良くしてくれていたね。アランが私の作品に出演するのは今回で3作目の出演になり脚本も彼がいる前提で準備していたよ。

Q:本編中にアメコミ風のコマ演出、吹き出しにセリフなどがありますが、その意図とは?
まず、当時のパンクムーブメントに一役買ったのが、劇中にも登場するPUNKマガジン、それに携わるジョン・ホルムストロムの存在が欠かせない。ただ音楽だけじゃない、ビジュアルイメージ、アイコン的なバンド、ミュージシャンが伴ってパンク。そういった彼らをより潜在的にも大きく見せることが重要だった。 当時クラブではクレイジーなことばかり起きていた、それを画で見せる方が効果的だったし、それだけ先進的、またアーティスティックな側面などを伝える演出として取り入れたよ。


『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』監督:ランドール・ミラー

Q:実際ヒリーにお会いしたことはありますか?映画製作のきっかけなど、当時のエピソードがあればお願いします。
ヒリーとは会っていないんだよね。ただ劇中にも登場するヒリーの娘、リサさんとは実際会って、当時の写真や映像を見せもらい、リサさんを介して、ご家族にも会って沢山のエピソードを聞いたよ。
自分自身インディペンデントな映画を作っていると、そこにどれだけ凄い物語があるかに注目していて、負け犬だった主人公がいかにして成功を手に入れるのかに魅かれるんだよね。
CBGBにおいても、破産・離婚をしているヒリーがいかにしてPUNK界のゴッドファーザーと呼ばれることになったのか、そこに魅力を感じたし、アランとも以前からプロジェクトやりたいな、と思っていた頃に〈中年でヒーロー〉、まさにピッタリな役がある思い、製作をスタートした。

Q:本作を楽しみにしている観客に作品の見どころとメッセージをお願いします。
クレイジーだった70年代を知らない人にこそ観てほしい、当時の雰囲気を感じて。
この映画で、“声を上げていいんだ” “あなたの声には価値がある” というのを感じてほしい。
是非、大きなスクリーン、大迫力な画面でこの作品を体験してください。

 

『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』
10月23日(金) シネマート新宿ほか全国ロードショー!

出演:アラン・リックマン/アシュリー・グリーン/ドナル・ローグ/マリン・アッカーマン/ジャスティン・バーサ/ルパート・グリント/テイラー・ホーキンス
監督・脚本:ランドール・ミラー/共同脚本:ジョディ・サヴィン/撮影監督:マイケル・J・オジアー/編集:ダン・オブライエン
2013年|アメリカ|英語|102分|原題:CBGB|提供:ArtSnow、ニューセレクト|配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
PG-12 cbgb-film.com 公式X: albatros_music  © 2013 Film CBGB, LLC. All Rights Reserved

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