最新台湾ドラマ|VBLシリーズ「Promise of the Soul」、最終話上映イベントで、ファン・チージーが涙
ニュース提供元:三立テレビ(三立/SET)
VBLシリーズ「Promise of the Soul」の最終話上映イベントが30日、台北市内の映画館で行われ、香港から駆けつけたファン・チージー(范麒智)とワン・ジーチェン(王智騫)をはじめ主要キャストがファンと交流した。満員の観客で埋め尽くされた会場には、男性ファンの増加も顕著で、中には“おじさんファン”の姿も。また香港から足を運んだファンも見受けられ、キャスト陣を喜ばせた。
「Promise of the Soul」の放送開始から3カ月足らずでSNSのフォロワー数が2万人を突破するなど、ファン・チージーとワン・ジーチェンの人気は急上昇。台湾作品に初出演した二人は、「『Promise of the Soul』を気に入ってくださったファンの皆さん、ありがとうございます。ファンが増えるスピードが速くてびっくりです」と、感激しきりだ。
ドラマ出演をきっかけに知り合って3年。仕事では常に一緒で、さまざまな経験を共にしてきたワン・ジーチェンとファン・チージーは、互いのことを語るたびに胸に込み上げるものがあるという。もともとスポーツ選手だったファン・チージーは、芸能界入りした経緯を振り返り、「思い出すと涙が出てきます」と感極まる様子を見せた。二役という難しい役どころに挑戦したワン・ジーチェンは、「これまでの人生で後悔は一つもありません」と、揺るぎない自信をのぞかせた。
最も感動を誘ったのは、互いの本心を書き綴った手紙を送る場面。ワン・ジーチェンは手書きの紙を一度は取り出すものの結局はそれを脇に置き、「チージーに対して原稿を読む必要なんてない」と、“相方”ファン・チージーに直接語りかけ誠実な友情を示した。
サブカップルのリー・ディン(李定)とホン・ウェイ(洪暐)も注目を浴びた。オーディション番組「原子少年2」時代から続く強い絆がある二人が、劇中では兄弟のような関係から恋愛関係へと変化。リー・ディンは「ホン・ウェイには撮影中でもそれ以外でも可愛がってもらって、二重に愛情を感じました」と感謝を示した。劇中でカップルになれなかった、ワン・ジーチェンのルームメイト役・チョウ・ションヤン(邱勝揚)は、みんなを楽しませるムードメーカー。イベントではゲーム審判を務め、ワン・ジーチェンとファン・チージーの親密なシーンを見守った。しかし、集合写真の段になるとワン・ジーチェンにくっついてしまい、司会者から「諦められきれていない」と揶揄われた。
香港で盛大に誕生パーティをしたというファン・チージーは、8月21日に23歳の誕生日を迎えたばかり。ファンが準備した特製ケーキで改めて誕生日を祝われた彼は、「また一つ歳を重ねました。この一年、チャレンジに向き合い、変化を受け入れ、人生のあらゆる感情や経験に感謝することを学びました。大切なのはスピードではなく、粘り強さと方向性だと気づきました。まだ不安や戸惑いはありますが、一歩一歩が未来への道を切り開くと信じています。今年のようにエネルギッシュで楽しい未来を願っています」と、ファンの温かい声援に応えた。
「Promise of the Soul」は、Rakuten TVで配信中。
https://tv.rakuten.co.jp/content/515175/

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
台湾でのドラマ・映画などのエンタメ最新情報をお伝えしています。


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