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【最新映画inタイ・台湾】タイのホラー映画ヒットメーカーが手掛ける新作『HOME FOR RENT(邪厄 บ้านเช่า บูชายัญ)』、5月12日より台湾公開

ニュース提供元:CATCHPLAY


タイの新作ホラー映画『HOME FOR RENT(邪厄 บ้านเช่า บูชายัญ)』が5月12日より台湾で公開する。本国タイでは、4月の年中行事「ソンクラーン(水かけ祭り)」後に上映されているが、同時期公開の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を抜き、2週連続で興行収入ランキング1位を記録し話題を呼んでいる。

本作は、タイ映画『The Swimmers(ฝากไว้ในกายเธอ) 』、『Alone(แฝด)』、『心霊写真(Shutter)』などの制作に参画し、ホラー映画の父とも呼ばれるソーポン・サクダーピシット(Sophon Sakdaphisit) が、『Ladda Land』(日本未公開)の制作チームとタッグを組み、実話を基に制作したもの。ソーポップ・サクダービシットは「生贄の儀式や残された血痕、殺人事件など、賃貸物件をめぐる奇妙な事件がよく報道されていますが、そうした恐ろしい出来事を映画にしました。観客の皆さんにリアルな恐怖体験を提供できるはずです」と胸を張った。

『HOME FOR RENT』場面写真1

『HOME FOR RENT』場面写真2

一人娘のIngに恵まれ、夫婦仲も円満なNing(ミウ=ニッター ジラヤンユン)とKwin(ウィアー・スコラワット・カナロット)。Ningたちは新居に引っ越すにあたり、住んでいた家を定年退職した医師とその娘に貸すことに。しかし、毎晩夜中に家から変な声がすると近隣住民から苦情が出始め、夫のKwinにも奇妙な行動が目立つようになる。この借主はいったい何者なのか? Ningは邪悪な何かからIngを守るため、犠牲を厭わず真実を探ろうと決意する……。

隣人たちを恐怖に陥れる真夜中の呪文の儀式、家の中に血で描かれた謎のマーク、森での不気味な儀式などが映し出されたティザー映像が、ホラーファンの期待感を煽る。『HOME FOR RENT』は5月12日より台湾上映。

『HOME FOR RENT』場面写真3

『HOME FOR RENT』場面写真4

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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