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【最新ドラマin台湾】総統選の舞台裏を描く「WAVE MAKERS〜選挙の人々〜(原題:人選之人─造浪者)」、今春Netflixで独占配信

ニュース提供元:Netflix


Netflixが3月8日、職業ドラマ「WAVE MAKERS〜選挙の人々〜(原題:人選之人─造浪者)」を独占配信することを発表した。

台湾初の選挙参謀ドラマを手掛けるのは、「悪との距離」、「做工的人(原題)」など多くの職業ドラマを制作してきた大慕エンターテインメント(大慕影芸)と台湾公共テレビ(公視/PTS)。「悪との距離」の監督リン・ジュンヤン(林君陽)、キャストのシエ・インシュエン(謝盈萱)、ホアン・ジエンウェイ(黃健瑋)、ワン・ジン(王淨)、チェン・イエンフェイ(陳姸霏)らゴールデンメンバーが集結し、台湾の選挙運動の裏側や日々奔走する選挙参謀たちの姿を、190の国と地域に届ける。

監督のリン・ジュンヤンは、職業ドラマの本質とは、物語という形を通して社会のある一群に近寄り、その姿を観察し理解することだと語る。「『悪との距離』はメディアの生態や精神疾患の一端を掘り下げましたが、本作を通じては政治に携わる人々にフォーカスしました。『悪との距離』で感じるのが癒やしとするなら、本作は情熱です。政治の現場はカーニバルのようなもので、笑うほどバカバカしく泣くほど感動的な、理想を胸に奮闘する者たちの物語です」と説明した。

同日に公開されたティザー映像では、政党の広報チームを組むシエ・インシュエン、ホアン・ジエンウェイ、ワン・ジンらが、総統選まで一年を切り選挙戦が過熱する中、難題に見舞われながらも闘う様子が描かれる。公正党の広報部副主任兼スポークスパーソンの翁文方を演じるシエ・インシュエンは、「初めて職業ドラマに出演しますが、役の立ち位置についてはまだ議論の余地があります。政治家はまた違う業界の公人なので、配慮すべき点は多いですが、自分にできることは課題を終わらせるために最善を尽くすことです」と語った。

シエ・インシュエン
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シエ・インシュエンと7年ぶりの共演となるホアン・ジエンウェイは、広報部主任の陳家競を演じる。「インシュエンはおそらく私が最も多く共演した女優です。彼女やジュンヤン監督とまた一緒に仕事ができて光栄です。同級生と一緒に宿題をするような感じで非常に楽しく、旧交を温めました。公正党の仲間を懐かしく思うと共に、皆さんと同じように完成が待ち遠しいです」と作品への期待を寄せた。また、劇中でホアン・ジエンウェイの妻役を演じるのは、実生活でも彼の妻であるツァイ・ガンユエン(蔡亘晏)。陳家競が仕事に打ち込むあまり、夫婦間に生じた緊張感漂うシーンを演じる。

ホアン・ジエンウェイ
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ツァイ・ガンユエン
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ワン・ジンが演じるのは、冷静で控えめな公正党広報部の新人、張亜静。ワン・ジンは「職業ドラマ初挑戦の上、優秀な先輩方との共演はとても緊張しましたが、張亜静を演じるのに合っていたと思います。張亜静は神秘的で、最初は彼女が背負っている物語を消化するのに時間がかかりました」と明かした。

ワン・ジン
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また、15年ぶりの台湾ドラマ出演となるレオン・ダイ(戴立忍)もティザー映像にサプライズ登場。副総統の候補者で立法院長の趙昌澤を演じる。その卓越した演技力からモンスター新人とも呼ばれるチェン・イエンフェイは、趙昌澤の娘を演じるにあたり、レオン・ダイのオーラが強すぎて「最初は緊張した」としながらも、「実際に仲良くなってみると、大寶さん(レオン・ダイの愛称)は安心させてくれるオーラもあって、親子間の感情がリアルに心に湧いてきました」と語った。

レオン・ダイ
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チェン・イエンフェイ
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熾烈な選挙戦を繰り広げる中、選挙参謀たちが理想の実現に向かって奮闘する「WAVE MAKERS〜選挙の人々〜」は、2023年春Netflixで全世界独占配信。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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