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【最新ドラマin台湾】ファンタジックコメディ「不良執念清除師(原題)」、ジョン・レンシュオがツェン・ジンホアのファンを公言

ニュース提供元:iQIYI(愛奇芸)国際版サイト


ツェン・ジンホア(曽敬驊)、ビビアン・ソン(宋芸樺)、ポン・チエンヨウ(彭千祐)らが主演するファンタジックコメディ「不良執念清除師(原題)」の新しいティザー映像が公開された。今回は、ジョン・レンシュオ(鄭人碩)、ヤオ・チュエンヤオ(姚淳耀)、(黑嘉嘉)らが演じる化け物勢にフォーカスした内容だ。

「不良執念清除師」場面写真1
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『角頭(原題)』での心優しき不屈の男、『川流の島』でのトラック運転手など、どんな役を演じても役の細部までこだわり、観客の心に深く印象を残すジョン・レンシュオ。そんな彼は今回、マーベル・コミックに登場するキャラクターのような、顔が石化した「歩道の男」を演じる。信念は、道ゆく人を守ること。ツェン・ジンホアやビビアン・ソン、ポン・チエンヨウらと見応えのあるシーンを展開する。

ジョン・レンシュオ
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変わったテーマに興味を持ったというジョン・レンシュオは、「ジンホアは元々魅力がありますが、自分とは少し年齢が離れているので、同じタイプのドラマに出演しづらいことを残念に思っていました。チエンヨウは本当に真面目で愛らしくて、私によく威圧感を感じているようです。彼らとの共演は心地よく、エネルギーとアイデアをもらいました。今回の共演だけでは足りないので、また二人と共演できる機会があることを願っています」と二人を手放しで褒め、撮影を通してツェン・ジンホアのファンになったとも明かした。マネジャーによると、ジョン・レンシュオがこのように他の俳優を褒めることはめったにないという。

ツェン・ジンホアとジョン・レンシュオ
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これを受けたツェン・ジンホアは「シュオさんは人生経験が豊富なので、撮影現場では彼の様子を注意深く観察していました。誰にでも親切で、みんなの仕事の状況に合わせますが、ひとたび演技に入ると、完全にその役柄になりきります。彼は偽りがなく、思いやりのある素晴らしい俳優です」と絶賛した。

古代衣装を身につけたナルシストなタトゥーを演じたヘイ・ジャアジャアは、ティザー映像を見て「とても楽しみです。皆さんに気に入ってもらえれば嬉しいです」と興奮気味に語った。彼女自身の性格とは異なるナルシストな役にどうアプローチしたかについては、「役に入りやすくするため、撮影前にどれだけ自己陶酔的なセリフを言っても当たり前に思えるよう、自分に催眠術をかけました」と説明した。

ヘイ・ジャアジャア
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一方、こうした化け物をどうにかしようと立ち上がるのが、ツェン・ジンホア、ビビアン・ソン、ポン・チエンヨウらが演じる退治チーム。映像では、書道のスキルを生かしてお金を稼ごうと考えていた蒲一永(ツェン・ジンホア)が、思いがけず頭が空っぽのゾンビや、人間の言葉がわからない歩道の男、ナルシストな女性など化け物を呼び寄せてしまうことになり、「俺は観光スポットか!」と叫んで逃げ回る姿が映し出される。

ツェン・ジンホアは、「私たちのチームワークや、各話のメインキャラクターにまつわるエピソードを見るのが待ちきれません。特殊効果も非常に手が込んでいます。各キャラクターをより面白くしてくださったSFXエキスパートの皆さんに感謝します。基隆での撮影生活にはたくさんの思い出があるので特に恋しいです。すべての苦労にその価値がありました」と、映像の完成度の高さに驚きを見せた。

特殊効果のほか、歩道やタトゥーを擬人化するというキャラクター設定も斬新な「不良執念清除師」は2023年配信予定。

「不良執念清除師」場面写真2
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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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