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第18回大阪アジアン映画祭クロージング作品が決定!

『サイド バイ サイド 隣にいる人』場面写真
©2023『サイド バイ サイド』製作委員会

第18回大阪アジアン映画祭(3 月10日(金)〜19 日(日))のクロージング作品に、『世界の中心で、愛をさけぶ』など数々の脚本を手がけてきた、伊藤ちひろの監督第2作『サイド バイ サイド 隣にいる人』(英題:Side by Side)が決定。3月19日(日)ABC ホールにて、4月14日(金)からの全国公開に先駆け世界初上映となる。

目の前に存在しない“誰かの想い”が見える⻘年・未山(坂口健太郎)。その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人で看護師の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。 そんな彼はある日、自らの”隣”に謎の男(浅香航大)が見え始める。これまで体感してきたものとは異質なその想いをたどり、遠く離れた東京に行きついた未山。ミュージシャンとして活躍していたその男は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、更には元恋人・莉子(齋藤飛鳥)との間に起きた”ある事件”の顛末を語る。 未山は彼を介し、その事件以来一度も会うことがなかった莉子と再会。自らが“置き去りにしてきた過去”と向き合うことになる...。

監督の伊藤ちひろは、行定勲監督の『世界の中心で、愛をさけぶ』をはじめ、数多くのヒット作の脚本を生み出し、近年では堀泉杏名義で『窮鼠はチーズの夢を見る』などを手掛けてきた名脚本家。この3月には自身初の小説を行定勲プロデュースで映画化した『ひとりぼっちじゃない』(主演:井口理)で監督デビューを果たす。

主人公の未山には、『余命 10 年』『劇場版シグナル ⻑期未解決事件捜査班』をはじめ、NHK 連続テレビ小説「おかえりモネ」、NHK 大河ドラマ「鎌倉殿の 13 人」と若手実力派俳優として活躍している坂口健太郎。柔らかい雰囲気で未山というミステリアスなキャラクターに命を吹き込んでいる。未山の過去の恋人・莉子には、台湾映画のリメイク『あの頃、君を追いかけた』のヒロイン役でスクリーンデビューを果たした齋藤飛鳥。乃木坂 46 卒業発表後初の映画出演となる本作で、新たな魅力を開花させている。『ひとりぼっちじゃない』にも出演の浅香航大、さりげない存在感が光るベテラン俳優、市川実日子の存在感も見逃せない。

『サイド バイ サイド 隣にいる人』は4月 14 日(金)より TOHO シネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー。

第18回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2023)
第18回大阪アジアン映画祭ビジュアル

期間:2023 年3月10日(金)〜19日(日)
会場:ABC ホール、シネ・リーブル梅田、梅田ブルク 7、大阪中之島美術館、国立国際美術館
公式ホームページ:http://www.oaff.jp

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