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台湾映画『アメリカから来た少女』公開初日決定&監督メッセージ到着!

『アメリカから来た少女』写真1
©Splash Pictures Inc., Media Asia Film Production Ltd., JVR Music International Ltd., G.H.Y. Culture & Media (Singapore).

台湾アカデミー賞と称され中華圏を代表する映画賞である第58回金馬奨にて、長編デビュー作が最優秀新人監督賞、最優秀新人俳優賞、最優秀撮影賞、観客賞、国際批評家連盟賞を受賞し注目された、ロアン・フォンイー監督作『アメリカから来た少女』(配給:A PEOPLE CINEMA)の公開初日が、2022年10月8日(土)よりユーロスペース他にて全国順次公開決定! 

本作は、SARSウィルスが猛威をふるった2003年、アメリカから台湾に帰国した13歳の少女の心の軌跡を描く、注目の新星ロアン・フォンイー監督による半自伝的映画。オーディションで主人公に大抜擢されたケイトリン・ファンのみずみずしい演技が大絶賛され、金馬奨と台北映画祭のいずれも最優秀新人賞を受賞の快挙を果たした。また、香港映画・台湾映画で活躍してきた歌手で女優のカリーナ・ラムが、病への恐れと母としての強さを見事に体現している。

この度、ロアン・フォンイー監督からメッセージが到着した。

ロアン・フォンイー監督のコメント

『アメリカから来た少女』は、私の少女時代である2003年の重要なエピソードに基づいた半自伝的な物語です。私が7歳の時、母は私と妹を連れてアメリカに渡りました。父は仕事のために台湾に残りました。私たちがアメリカでの生活を始めてやっと5年が過ぎた頃の2003年、母の乳がんが発覚し、私たちは台湾に戻りました。私は、母親がいなくなることをいつも恐れながら、少女時代を過ごしていました。それなのに、私は、心の底にある母を失うことへの恐怖を10代の怒りの感情で紛らわせ、母が亡くなったときに自分が受けるであろう心の傷が軽くなるようにと、母を自分の最大の敵として位置付けたのです。本作品では、台湾に戻った10代の少女の葛藤の物語として、彼女の家族のポスト・アメリカン・ドリームがどのように崩壊したか、そして彼女らがそれにどう折り合いをつけたのかにも触れています。 『アメリカから来た少女』は、人は成長することでどれほど傷つくのか、家庭というものがいかに移り変わるのか、そして、傷ついた2人の人間が人生の中でいかに互いを傷つけ合い、癒し合うのかを描いています。

『アメリカから来た少女』写真2 

『アメリカから来た少女』写真3

『アメリカから来た少女』写真4

『アメリカから来た少女』写真5

『アメリカから来た少女』写真6

『アメリカから来た少女』写真7

『アメリカから来た少女』写真8
©Splash Pictures Inc., Media Asia Film Production Ltd., JVR Music International Ltd., G.H.Y. Culture & Media (Singapore).

『アメリカから来た少女』
『アメリカから来た少女』ポスター
2022年10月8日(土)よりユーロスペース他にて全国順次ロードショー!

監督・脚本:ロアン・フォンイー 製作総指揮:トム・リン 撮影:ヨルゴス・バルサミス
出演:カリーナ・ラム/カイザー・チュアン/ケイトリン・ファン/オードリー・リン
2021年|台湾|北京語・英語|101分|ビスタサイズ(1.85:1)|5.1ch|原題:美國女孩|英題:American Girl
©Splash Pictures Inc., Media Asia Film Production Ltd., JVR Music International Ltd., G.H.Y. Culture & Media (Singapore).
配給:A PEOPLE CINEMA
公式サイト:https://apeople.world/amerika_shojo/
公式Twitter @SYMrgNy83ca5EnC  
公式Facebook https://www.facebook.com/APEOPLECINEMA

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