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台湾映画の"いま"開催!『僕たちの歌をもう一度(原題:聽見歌 再唱)』感動100%、監督からは日本語のムービーメッセージも到着!

  

台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜革新と継承〜」。第2回が5月21日に開催され、台湾の原住民の子ども達の合唱団「原聲童聲合唱團」と、その指揮をとった校長の実話からヒントを得て作られた『僕たちの歌をもう一度(原題:聽見歌 再唱)』が上映された。

本作はドキュメンタリーを撮ってきた楊智麟(ヤン・ツーリン)監督の初の劇映画。昨年4月に台湾で公開、8400万元という興行収入をあげ、2021年度の第4位という素晴らしい成績をおさめたヒット作だ。この年の台北電影奨で、脚本賞と主役の馬志翔(マー・ジーシアン)が主演男優賞にノミネートされた。合唱団を作り挑戦することで、子ども達だけでなく色々な事情や悩みを抱えたおとな達も自分と向き合い、何かを見つけ成長していく姿には、ストレートに心を打たれる作品だ。

劇中にも登場するように、台湾の山岳地帯に住む原住民の多くは父親や両親が都市部へ働きに出ているため、母と子の単親家庭や、祖父母と暮らしている子供も少なくない。そんな環境の中で、南投縣の小学校の馬彼得校長が退職した教員たちと協力し原住民の子供の教育を目的に、2008年に台灣原聲教育協會を設立。その活動の中で「原聲童聲合唱團」はブヌン族特有の合唱の技巧と文化を伝承し、CDもリリース、音楽アワードのグランプリも受賞している。

この活動を応援し、ドキュメンタリー映画を撮ったのが楊智麟(ヤン・ツーリン)監督。多くの人々の支援の元にこれを劇映画化したのが、本作『僕たちの歌をもう一度』だ。

上映後のアンケートでは、「本当に名作! 素直に感動しました! ストーリーはもちろん、俳優さんたち、子どもたち、歌、風景、すべて素晴らしかった」「彼らの歌声はもちろん、その生活背景が巧みに挿入され、大人たちの思いにも触れているところにも心を動かされた」「台湾の美しい自然、ブヌン族の素晴らしい伝統芸術、子供たちの純粋で輝いている瞳や笑顔に心打たれた」「この映画で出会った民族の音楽・言葉・民芸などの文化の美しさに心動かされた」「歌唱シーンも山の生活シーンも、実にていねいに描かれていて、五月天の『知足』もとても効果的に使われすばらしかった」「この映画を造られた全ての人々、出演者の皆さん、モデルとなった人々、馬校長先生に心から敬意を表したい」など、多くの方々から回答が寄せられた。

アフタートークのテーマは、作品解説と「他民族映画」について。また、監督から日本語でムービーメッセージも到着!


楊智麟(ヤン・ツーリン)監督

楊智麟(ヤン・ツーリン)監督
「皆さんこんにちは。楊智麟(ヤン・ツーリン)と申します。映画『僕たちの歌をもう一度』の監督を務めております。このような機会をいただけて、心から感謝しております。この映画を楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。」

監督のムービーメッセージとアフタートークは、10月31日までアーカイブ配信。どなたでも視聴が可能。
アフタートーク:https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=84ad895d36dc71478ee46bafd67b9044
監督メッセージ:https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=ca71af3bd0a51f34a41b0e9b526e67a9


次回の「台湾映画の"いま"」は6月18日(土)14時から。上映作品は、昨年の大ヒット作で、車の爆発事故を発端に、様々な人間模様が展開するミステリー『俺の中の奴ら(原題:複身犯)』。主演の楊祐寧(ヤン・ヨウニン)はじめ、張榕容(チャン・ロンロン)、林哲熹(リン・ジャーシー)、王淨(ワン・ジン)など豪華キャスト。申し込み受け付けは、6月3日(金)からスタート。詳細は、5月27日(金)より以下に掲載される。

台湾文化センター https://jp.taiwan.culture.tw
アジアンパラダイスhttp://www.asianparadise.net
Peatix https://taiwan-movie3.peatix.com/

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"」
開催日程:2021年4月〜10月(7回)※下記参照
開催形式:配信プラットフォームによるオンライン
参加:無料。事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:映画の上映とトーク(監督や俳優のムービーメッセージ、テーマトーク、台湾映画界の最新情報)

※各回の申込みの詳細は、以下のWebサイトで告知
台湾文化センター  https://jp.taiwan.culture.tw
アジアンパラダイス http://www.asianparadise.net

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