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『バニシング:未解決事件』ユ・ヨンソク インタビュー&メッセージ映像解禁


ドゥニ・デルクール監督最新作、オルガ・キュリレンコ×ユ・ヨンソク共演『バニシング:未解決事件』を5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国公開。この度、ユ・ヨンソク メッセージ映像が解禁となった。

この度、刑事ジノを演じるユ・ヨンソクより、日本公開に寄せたメッセージ映像が到着。『オールド・ボーイ』でのスクリーンデビュー以降、ドラマや舞台でも主要キャストを演じ、活躍のフィールドを広げ続けてきたユ・ヨンソク。初のグローバルプロジェクトとなる本作の見どころや、演じるジノや本作ならではの新たな挑戦について語ってもらった。

ユ・ヨンソク1 
© 2021 The French Connection

韓仏合同制作映画となる本作。参加のきっかけについては「ドゥニ・デルクール監督、オルガ・キュリレンコ出演の映画だと聞き、面白いプロジェクトだと思いました。当時はコロナの状況が良くありませんでしたが、海外スタッフで韓国での撮影を行うという点にも興味を魅かれました」と語る。

演じる刑事ジノについては、「韓国映画での刑事と言えばワイルドなイメージですが、監督はよりスマートな刑事像を求めていました」と語る。「来韓したアリスと共同捜査を行うが、”アリスが関心を抱くような人物にしたい”という考えがあったそうで、外見も含め、従来のイメージとは違った刑事を作り上げました」とのこと。語学に精通し、若くして班を束ねるエリート刑事ジノの誕生エピソードを明かした。

ユ・ヨンソク2
© 2021 The French Connection

この映画ならではのチャレンジについては「韓国語、英語、フランス語、3か国語での演技と、ジノの趣味であるマジックです」と盛りだくさん。アリスとは主に英語で、時には覚えたてのフランス語を介してコミュニケーションをするジノ。「外国語での演技はプレッシャーがあり、たくさん練習しました」と明かす。また、姪のユナを喜ばせるために勉強中の趣味、マジックについては「あまり経験がなかったので、マジシャンの方に習いながら準備しました」と語ってくれた。

また、今回が初の来韓になるアリスを演じるオルガ・キュリレンコについては「以前から好きな俳優でした。慣れない土地での撮影と、コロナの状況がよくないこともあり心配していましたが、韓国のスタッフや我々俳優ともコミュニケーションを取り、韓国料理もおいしそうに食べていたので驚きました。”これがグローバルな俳優なんだ”と感じました」と賛辞を惜しまない。撮影中はミュージカルに出演中だったユ・ヨンソクの舞台をオルガ・キュリレンコが観劇に訪れ、公演後に一緒にワインを飲んだというとっておきのエピソードも明かしてくれた。   

ユ・ヨンソク3
© 2021 The French Connection

最後に日本の観客に向けたメッセージをお願いすると、「韓国に来たことのある方は、どのように韓国が描かれているかも楽しめると思います。オルガ・キュリレンコ演じるアリスとジノのかけあいも、劇場でご確認ください。お体に気を付けて、映画を楽しんでください」と締めてくれた。チャレンジに溢れた本作では、カリスマと抜け感が同居する新たな刑事像を生み出したユ・ヨンソク。前代未聞の難事件に挑む刑事ジノの活躍をぜひスクリーンで楽しんでほしい。

『バニシング:未解決事件』
『バニシング:未解決事件』ポスター

5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー
監督:ドゥニ・デルクール『譜めくりの女』
出演:オルガ・キュリレンコ『007 慰めの報酬』、ユ・ヨンソク「賢い医師生活」、イェ・ジウォン
2021/フランス、韓国/韓国語、フランス語、英語/カラー/88分  原題:Vanishing
配給ファインフィルムズ
© 2021 The French Connection

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