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第17回大阪アジアン映画祭 作品ラインナップ決定!

3月10日(木)から20日(日)に開催される第17回大阪アジアン映画祭の作品ラインナップが決定。作品本数は、過去最多の計 76 作(うち、世界初上映 24 作、海外初上映 13 作、日本初上映 29 作)、上映作品の製作国・地域は、過去最多の 31 の国と地域(中国、香港、台湾、韓国、モンゴル、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、インド、ネパール、バングラデシュ、トルコ、エジプト、ヨルダン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、オーストラリア、イギリス、ドイツ、ハンガリー、デンマーク、ノルウェー、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、アメリカ、日本)となる。

※オンライン上映「大阪アジアン・オンライン座」《Theater ONE》10 作品は、過去の大阪アジアン映画祭で上映された作品であるため、上記の作品本数、製作国数には含まれません。


【オープニング作品】
『柳川』(漫長的告白/Yanagawa)日本初上映/中国・日本・韓国/監督:チャン・リュル(張律/ZHANGLu)

【クロージング作品】
『MISS OSAKA(原題)』(Miss Osaka)日本初上映/デンマーク・ノルウェー・日本/監督:ダニエル・デンシック(Daniel DENCIK)

【コンペティション部門】 15 作
本映画祭の中核となる部門。ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映。審査委員(3~5 名予定)により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞等が選定される。

【特別注視部門】 11 作
まだポピュラーにはなっていなくても、今年、特に注視しておきたい潮流、才能を厳選してピックアップ。

【インディ・フォーラム部門】 16 作
斬新で挑戦的な作品を紹介するインディ・フォーラム部門。気鋭の監督による作品を上映。

【インディ・フォーラム部門】 《特別上映》 2 作
『おもちゃ映画で見た日中戦争』のピアノ生演奏付き上映と、『遊撃 -「多十郎殉愛記」外伝-』を上映。

【インディ・フォーラム部門】 《焦点監督:東かほり》 2 作
新進気鋭の監督、東かほりに焦点を当て、2022 年に全国公開を控える『ほとぼりメルトサウンズ』と、最新作『暮らしの残像』を上映。 なお、インディ・フォーラム部門(特別上映、焦点監督:東かほり、を含む)で上映される日本映画を対象にニューヨークのジャパン・ソサエティーより JAPAN CUTS Award が授与される

【焦点監督:横浜聡子】 7 作
第 16 回大阪アジアン映画祭(OAFF2021)で『いとみち』がグランプリ・観客賞の W 受賞を果たすなど、今、最もその活躍が注目される監督のひとりである横浜聡子に焦点を当て、監督作品を通してそのキャリアを振り返る。

【特集企画】《ニューアクション! サウスイースト》 6 作
東南アジア映画界を熱くする<新しい動き>の数々を、多面的に紹介。

【特集企画】《台湾:電影ルネッサンス 2022》 8 作(うち、1 作はコンペ部門と重複。) 台湾文化部、台北駐日經濟文化代表處 台湾文化センターと協力し、台湾クラシック映画の貴重なデジタル・リマスター版から、活況を呈する台湾映画の“今”を感じることのできる作品まで、幅広く特集。世界初上映となるドラマシリーズ『縁起良き時』(第1話)(原題:良辰吉時/英題:Twisted StringsEpisode 1)の特別上映イベントを開催。

【特集企画】《Special Focus on Hong Kong 2022》 8 作(うち、3 作はコンペ部門と重複)
多様な顔を見せる香港映画の現在を特集。香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)の協力のもと、香港映画『黄昏をぶっ殺せ』 (原題:殺出個黃昏/英題:Time)の特別上映イベントを開催。

【特別招待作品部門】 3 作
アジアの華やかな話題作を上映。

【協賛企画】《芳泉文化財団の映像研究助成》 4 作(うち、2 作はインディ部門と重複)
大阪を拠点に、大学院における映像研究への助成事業を続ける芳泉文化財団。2020 年度助成4作品のうち、2作品を国立国際美術館で上映(入場無料)。なお、助成作の『アウトソーシング』『人知れず』は本年度インディ・フォーラム部門作品として上映。なお、上記の全部門・企画にわたり、一定の条件を満たした作品を対象に、観客の投票による観客賞、スポンサーアワード(朝日放送テレビによる ABC テレビ賞、薬師真珠による薬師真珠賞、芳泉文化財団による芳泉短編賞)が授与される。

【大阪アジアン・オンライン座】《Theater ONE》10 作(長編 9 作、短編 1 作)
過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品から、今こそ世界に知られるべき 10 作品をオンライン上映。オンライン座・オープニング作品として、是枝裕和監督作品などのカメラマンとして知られる山崎裕の劇映画監督デビュー作、渡辺真起子、安藤サクラが姉妹を演じる日本映画『トルソ』(2009)をオンライン上映。


第 17 回大阪アジアン映画祭
期間:3 月 10 日(木)~20 日(日)
料金:一般:1300 円(前売り、当日ともに同料金)、青春 22 切符:500 円(22 歳までの方対象・上映当日
窓口販売のみ)
チケット発売:3 月 7 日(月)以降、順次発売

大阪アジアン・オンライン座
期間:3 月 3 日(木)10:00・12:00※~3 月 21 日(祝・月)23:59
※初日の視聴開始時刻は『トルソ』10:00、その他の作品は 12:00。
料金:長編 1 作品 1,000 円、短編 1 作品 500 円、「Theater ONE PASS」(全作品鑑賞パス)5,000 円
上記の料金表示は日本国内からの視聴の場合の料金です。日本国外からの視聴の料金は地域によって異なります。料金は視聴サイトに表示されます。
なお、視聴方法などの詳細については、2 月下旬ごろ、映画祭ウェブサイトにて発表します。

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