【2021金馬奨特集】日本でも観られるノミネート作品！注目の新作台湾映画７本　#６『つかみ損ねた恋に』（原題：『我沒有談的那場戀愛』）

2021.11.1612:00

「台湾アカデミー賞」と呼ばれる、台湾で最大の映画賞「金馬奨（きんばしょう）」。今年（2021年）は第58回を迎え、そのノミネートリストは10月5日に発表された。

今回ノミネートされた作品の中には、既に日本で観られる、もしくは間もなく観ることができる作品が多数！　11月27日の授賞式までの7週間、毎週1本ずつご紹介していきます。

『つかみ損ねた恋に』（監督シュー・ユーティン、シュー・チーイエン／2021年／原題：我沒有談的那場戀愛）

第58回金馬奨ノミネート項目

◎最優秀新人賞：イブ・アイ（艾怡良）
◎最優秀オリジナル音楽賞：リー・インホン（李英宏）
◎最優秀オリジナル楽曲賞：「我這個人」（作曲・作詞・唱：イブ・アイ）

おススメポイント

台湾の有名な脚本家・シュー・ユーティンが監督と脚本家を務める新作映画！

「イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜」、「恋の始まり夢の終わり」、「年下のオトコ」など、様々な台湾人気恋愛ドラマの脚本家として知られるシュー・ユーティン（徐譽庭）。2018年に映画監督に転身し、初監督作『先に愛した人』は台湾で大きな話題と高い興行収入を得た。

そんな彼女の新作映画の主演を務めるのは、金鐘奨で最優秀主演男優賞の受賞歴があるウー・カンレン（呉慷仁）と金曲奨常連の実力派歌手イブ・アイ（艾怡良）。一風変わったラブロマンスと言われる本作は、ウー・カンレンは役作りのため20キロも増量したことや、シュー・ユーティンが脚本を手掛けたアイドルドラマの女性主人公たち、レイニー・ヤン（楊丞琳）、アリエル・リン（林依晨）、アンバー・アン（安心亞）、リン・チェンシー（林辰唏）などの声の出演が話題になった。また、監督と脚本家を務めるシュー・ユーティンは本作で第23回台北映画賞の最優秀脚本賞を獲得。

作品概要

《STORY》
2人の男性のSNSをブロックし、仕事に没頭する日々を送っていた女性。5年の月日が流れ、そのブロックを解除したことをきっかけに、自らの人生の選択を振り返る。（Netflix公式サイトより）。

《STAFF＆CAST》
監督：
シュー・ユーティン（徐譽庭）
『ぼくの人魚姫』、『先に愛した人』、「年下のオトコ」、「恋の始まり夢の終わり」、「僕らのメヌエット」、「台北ラブストーリー」、「イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜」、「Silence～深情密碼～」、「戦神～MARS～」、「Love Storm ～狂愛龍捲風～」

シュー・チーイエン（許智彥）『先に愛した人』

主演：
ウー・カンレン（呉慷仁）
「華燈初上－夜を生きる女たち－」、『第九分局』、「悪との距離」、「台湾ドラマおんなの幸せマニュアル俗女養成記」、『High Flash～引火点』、「華麗なるスパイス」、『淡水河の奇跡』、『屍憶 -SHIOKU-』、「超級大英雄〜遥かなる時空を超えて〜」、「キミをプロデュース〜Miracle Love Beat〜」、「カノジョの恋の秘密」、「True Loveにご用心」、「マジで君に恋してる」、『愛が訪れる時』、「秋のコンチェルト」、『台北24時』、『ミャオミャオ』

イブ・アイ（アイ・イーリャン／艾怡良）

フー・モンボー（傅孟柏）
「成化十四年～都に咲く秘密～」、『返校言葉が消えた日』

9m88

《ジャンル》
ヒューマン、ラブロマンス