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台湾映画の"いま" 政治×ゾンビ?! 異色のコメディ『家へ帰ろう〜国会大脱出(原題:逃出立法院)』上映

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターとアジアンパラダイス共催による台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”」。(今年も開催はオンラインで実施)

新作と未公開作品で台湾映画の「精鋭と新鋭の挑戦」を伝えていく今年の第7回は、10月23日に開催。『家へ帰ろう〜国会大脱出(原題:逃出立法院)』が上映された。

   
『家へ帰ろう〜国会大脱出(原題:逃出立法院)』

今回上映された本作は、ゾンビに襲われる国会を背景に、荒唐無稽ながら政治と社会問題の核心を突く一作。プロレス技を駆使したゾンビとの闘いのテンポの良さに監督のシュールなセンスが爆発し、これまでにない個性的な台湾映画だ。今回鑑賞した観客からは驚きと満足感が感じられる感想が多く、本作の台湾でのプレミアが実際の立法院(国会議事堂)で行われたことにも台湾の文化への懐の深さを実感したという声が多くあがった。

上映後のアンケートでは「評判どおりの面白さ、B級映画好きにはたまらない」「今までの台湾映画にない感じでびっくりしたが、台詞の端々にコロナ禍で通じる深いものもあり、とても興味深く、楽しめた」「ゾンビは苦手ですが、この映画はテンポがよくて楽しかった。社会的な問題も扱っていて、面白かった」「主要メンバーの演技が素晴らしくスピード感のある展開にドキドキの連続」「荒唐無稽な設定ながら、最後まで引き込まれるように楽しんだ」「テンポの速さが圧巻、血が噴き出すシーンが大量にあるというのにプロレス技を含むアクションが盛りだくさんで、グロさを上回る格好良さ」「映画の色彩や構図がとても印象的で、ストーリーやセリフもウィットに富み、俳優の演技も魅力的」「ゾンビ映画は苦手だが、役者たちの演技に圧倒された。メーガン・ライの格好良さ!素敵」「ゾンビ映画は苦手だが、コメディ要素が強かったので大丈夫でよかった」といった感想が寄せられた。

上映後のトークテーマは、作品解説と台北電影奨の受賞結果について。アフタートークのみ、10月31日までアーカイブ配信中。誰でも視聴することができる。
https://v.classtream.jp/tw-movie/#/player?akey=7fce5495d494264214757af41d6e6406

台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”」、今回で本年度の開催は終了。日本では鑑賞の機会が少ない貴重な作品たちを楽しめる本イベント、来年度も開催されることを心から願っている。


2021台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"~精鋭と新鋭の挑戦」

開催日程:2021年4月〜10月(7回)
開催形式:配信プラットフォームによるオンライン
参加:無料。事前申し込み制。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:映画の上映とトーク

◆今年の上映作品

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