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香港電影金像奨11部門ノミネート!三姉妹の癒しと成長の物語『花椒の味』本編映像を一部公開!

家族と向き合い、自分自身を見つめ直して生きる、三姉妹の癒しと成長の物語『花椒(ホアジャオ)の味』が11月5日(金)より 新宿武蔵野館ほか全国順次公開。この度、本編映像が解禁となった。


香港、台北、重慶---別々の土地で育った三姉妹は、父親の死でお互いの存在を初めて知り、出会う。父の火鍋店を継ぎ、秘伝のスープを再現する過程を通して、家族の温かさを知り、姉妹の絆を感じながら助け合っていく…。

この度公開された本編映像では、三人の異母姉妹が父の葬式で初めて会い、離れている間を埋めるかのように絆を深めていくシーンだ。

異母姉妹を父の家に連れて行くユーシュー。バタバタと寝支度を済ませ一息ついた後、薄暗い寝室で何気なく父との思い出を話し始める。ルージーが、父とは大学の卒業式で再会した、と話すと、三女ルーグオは、あっけらかんと会えてよかったねという。自分は母親が再婚してカナダに移住したけど、家族ができたと喜びも束の間、ママは私に“叔母さん”と呼ばせた。父もお店が忙しくて大学の卒業式も一人だったと、切ない表情で話す。姉妹でも父との思い出は違うことを痛感させられるシーンだ。

三人は父が録画していたビリヤードの試合映像を見始めるが、そこに映っていたのがルージーだったことに、ユーシューとルーグオはビックリ。ユーシューがキラキラした目でプロ選手なの?と聞くと、ビリヤードは谷間を見る番組とも言われている、と自虐的に答えるルージー。三姉妹は父がいた同じ場所で、父が生きていた頃の姿を思い出しながら、重なり合うように眠りにつく。 すでに打ち解けたかのような雰囲気が漂う三姉妹は、父の火鍋店へ向かうと、お店の前で記念撮影を撮るのだった。


『花椒(ホアジャオ)の味』
11月5日(金)より 新宿武蔵野館ほか全国順次公開

【Story】
疎遠になっていた父が、突然店で倒れた。ユーシュー(如樹/サミー・チェン)は、会社から病院に駆けつけるが、もう亡くなった後で話すこともできなかった。久しぶりに店に来て、渡された父の携帯から、自分の名前に似た知らない名前を見つける。葬儀の日、台北からプロのビリヤード選手でクールな次女ルージー(如枝/メ―ガン・ライ)、重慶からオレンジの髪色で表情豊かな三女ルーグオ(如果/リー・シャオフォン)が現れ、初めて3人の異母姉妹が顔を合わせる。香港島大坑(タイハン)にある、父が経営していた火鍋店「一家火鍋」の賃貸契約はまだ残っており、解約すれば違約金も発生する。従業員もいる。ユーシューは、父の店を継ぐことを決心する。しかし、誰もレシピを知らないため、常連客の望む“父の麻辣鍋”のスープが作れない。客足は少しずつ遠のく。ルージー、ルーグオも駆けつけ、三姉妹は、なんとか父秘伝の味を再現しようと奮闘する。

出演:サミー・チェン(鄭秀文)、メーガン・ライ(賴雅妍)、リー・シャオフォン(李曉峰)、リウ・ルイチー(劉瑞琪)、ウー・イエンシュー(吳彥姝)
特別出演:リッチー・レン(任賢齊)、ケニー・ビー(鍾鎮濤) 、友情出演:アンディ・ラウ(劉德華)

プロデューサー:アン・ホイ(許鞍華) ジュリア・チュー(朱嘉懿)
脚本・監督:ヘイワード・マック(麥曦茵)
音楽:波多野裕介

2019年/香港/広東語・北京語/118分/シネマスコープ/5.1ch/原題:花椒之味/英題:Fagara/日本語字幕:最上麻衣子/字幕協力:大阪アジアン映画祭/G 
  配給:武蔵野エンタテインメント株式会社
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