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ハンク・ワン、母親へのカミングアウトシーンで号泣――「Be Loved in House 約・定~I Do」<ネタバレあり>

アーロン・ライ(頼東賢)、ハンク・ワン(王碩瀚)、ディーン・リー(李迪恩)ら男神が共演する「Be Loved in House 約・定~I Do」の8話配信後、アーロンとハンク、ハンクの母親役を演じるロータス(王彩樺)を迎え、日本向けのライブ配信が行われた。

これまで何度もLGBTQの母親役を演じてきたロータスは、視聴者から「LGBTQの永遠のママ」と呼ばれるように。これに対してロータスは「LGBTQの人たちの心の母になれて、とても光栄。愛に性別はない」と感激した様子を示した。また「演じるのは楽しい。だって私の息子はみんなイケメンだから」と笑った。

アーロンやハンクの第一印象については「ハンクは笑うとセクシーなえくぼができるし、どうしてこんなに肌が色白で透明感があるの?と思った。アーロンもかっこよくて、特にマッチョぶりには本当に驚かされた。二人のおかげで日々の撮影を元気にこなせた」と話した。さらに「とても真面目で礼儀正しい努力家の後輩」と二人への称賛を惜しまないロータスだが、撮影初日に二人の演技を見たときも「この二人はすごい! 必ず世界中で人気が出る」と絶賛しきりだったそうだ。

本作では、息子のシー・レイ(石磊)と打ち解けた関係で、進歩的な母を演じるロータス。8話では、息子が同居中のジン・ユージェン(金予真)に惹かれていることを徐々に察する。そこで息子と腹を割って話し、「あなたが幸せなら相手が男性でも喜んで受け入れる」と励ます。これを聞いたシー・レイ役のハンクは、喉を詰まらせて大泣きし、母を抱きしめた……。ロータスの感情のこもった演技と、ハンクのナチュラルな泣きの演技で見せたこのシーンは、視聴者を大いに感動させた。

ロータスは、このカミングアウトのシーンの前、ハンクが緊張した様子で撮影現場をうろうろ歩き回っていたことを明かした。ハンクは本来めったに泣かないタイプのため、この重要なシーンで、涙を流すほど自分の気持ちを高められるか不安だったそうだ。しかし本番になると、目を合わせた途端に役に入り込み、すぐに号泣して見せた。感極まるあまり、撮影後も涙が止まらなかったという。

ライブ配信中、知り合って30年以上になるというロータスのゲイの友人の話題に触れる場面も。かつて、友人の恋人の両親は二人の交際に反対し、息子に女性との結婚を望んでいた。そこで彼はロータスに、自分の恋人と偽装結婚してくれないかと持ちかけたという。結局その話が実現することはなかったが、ロータスは「同性同士の恋愛は時に言い出しづらい。特に両親に対して伝えるのはとても辛いだろうと十分理解できる」との考えを示した。

「もし自分の子どもが同性の恋人を連れてきたら?」という質問には、「何の問題もない。母は私がわずか生後11カ月のときに亡くなった。小さいころから母親がいない苦労を味わってきたので、自分の子どもにはたっぷり愛情をそそぐと決めている。子どもが望まないことを強要したことはないし、子どもの意思を尊重してきた。子どもが幸せでいることが一番大切で、唯一の望みだ」と答えた。




翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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