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「三小豚的逆襲」、主演のワン・チュアンイーらが友情と恋愛について語る

ニュース提供元:三立テレビSET(三立電視)

三立テレビSET(三立電視)とCTS中華テレビ(華視) で放送中の華語ドラマ「三隻小豚的逆襲(原題)」(仮訳:三匹の子豚の逆襲)は、裕福に育った3人の子の価値観を正すため、破産したと嘘をつく富豪の父の新しい人生を主軸にした心温まるストーリー。

 

35話では、次女の朱暁彤(メーガン・ライ/頼雅妍)への思いを互いに認めた俺様社長の陸晋舟(ワン・チュアンイー/王傳一)と、優しくて温厚なシェフ施秉倫(メルビン・シア/謝佳見)が、正々堂々と勝負すると誓う。しかし、いい年をした二人は朱暁彤を見た途端に約束を忘れ、幼稚な争いに明け暮れていた。ある日、陸晋舟が酔った朱暁彤にキスするところを見た施秉倫は腹を立て……。

施秉倫が、長年の親友・朱暁彤を愛して十数年という物語の内容を受け、主演の3人が「友情と恋愛」について答えた。 陸晋舟を演じたチュアンイーは、「若いころは友情が恋愛に変わることはないと思っていた。でも妻とはゴルフを通してゆっくりお互いを理解し合えた。ゴルフ友達が、人生を共に歩みたい相手に変わったことで、友情が愛情が変わるほうが長く付き合えると思うようになった」と自らの体験を交えて話した。

施秉倫を演じたメルビンの考え方もチュアンイーと似ており、友達から恋愛関係になるほうが長く続くと話す。「お互いを理解してから付き合えば、好きなものや習慣など暗黙の了解がある。だからもし長年の友人から告白されても、友達という理由で付き合う対象から排除したりしない。憧れるのは、たとえお互い黙っていても居心地がいい関係」と理想の恋愛を語った。また「もし告白に失敗したら友達に戻ればいいと思い、勇気を出して告白した」と、かつて仲のいい友人に告白した過去も明かした。

朱暁彤役のメーガンは、「もし劇中のメルビンみたいに自分を理解してくれる友達がいたら、すぐに付き合う。かっこよくて優しくて譲歩してくれる彼を、好きにならない女性なんている?」と笑った。またメーガン自身は女性の友達が多く、男性の友達の場合は彼女を男友達と見なしているとも話した。

一方、威張っていて強気な人が好きで、そういう人に会うと弱腰になるという彼女は、「もし私が誰かに従順な態度でいたら、それは恋をしているということ」と明かした。普段は弱々しい女性のように振る舞うと「ぶりっこするな」と言われるほど、かっこいいタイプの女性として知られるメーガン。「本当に弱い一面や内面的な女性らしさもあるのに、見た目がそうじゃないだけ」と、多くの人が自動的に自分の本質を無視しがちな点を残念そうに語った。


翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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