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【勝手に妄想キャスティング企画】あの「バイプレイヤーズ」を韓国映画の名脇役で集めたら!?<中編>

妄想キャスティング⑥イ・ソンミン
仕事に生きる堅物男は、悪にもそっと手を差し伸べて…。


『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』イ・ソンミン 
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最後の1人は、迷った末、イ・ソンミンに。韓ドラファンには、ミセン-未生-のオ課長と言った方が早いだろうか。

彼の場合、「もはや主演俳優では?」問題がなきにしもあらずだが(なにせ工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男(2018)では、一番手のファン・ジョンミンをさしおき百想芸術大賞の最優秀演技賞を受賞しちゃっているのだから)、トメの俳優としてふさわしいだろう。仕事に生きてきた男の哀愁的なものを漂わせ、きれいな奥様とわが子の写真を財布の中に忍ばせているイメージ。

弁護人(2013)で演じた不正を許せぬ堅物記者役なんて、短い出番ながら「こいつ、いいヤツじゃん!」な非常にオイシイ脇役だった。なので、シェアハウスでは、悪役印象が強すぎて近所の子供たちに生卵をぶつけられたクァク・ドウォンに、「脱げ」と言って自分の上着とワイシャツを脱いで差し出すというシーンをいれることにしよう(by『弁護人』)。

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後編:カメオ出演陣には、豪華な女優陣を! につづきます 

TEXT:高橋尚子(編集・ライター)
ライター兼編集者。第一次韓流ブーム到来時に「韓国TVドラマガイド」(双葉社)を立ち上げ、現在まで責任編集を手がける。ドラマを中心に韓国のエンターテイメントについて、雑誌やWEB、DVDのライナーノーツなどで執筆活動を展開する一方、衛星劇場などCS番組やイベントでコメンテーターも。基本はイケメン好きだが、演技力には厳しい。

Edited:野田智代(編集者、「韓流自分史」代表)


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